当院の漢方は、3つのアプローチで決めています。
1つ目は 古典的な診断
古典的な診察によって、例えば、舌をみてむくみを取る、瘀血を治すなど。
東洋医学の四診でみる方法です。
2つ目は、バイデジタルオーリングテスト法
これは、当院に来られる方はご存知の方も多いようですが、ちゃんと日本人の医師がアメリカで特許申請していて、世界で応用されている方法です。
3つ目は、実際に漢方を持ってみた時の身体の反応
これは、みきこクリニック独特の選択方法です。
患者さんがその漢方を飲んだことをイメージしながら手にして頂きます。
すると、本当にしっくりといく漢方とそうでないと時の漢方では、身体の筋肉の硬さ、呼吸の深さなどが変わってきます。
そんな反応を用いて手にした時に患者様が楽になられる漢方へと絞り込んでいきます。
咬合が良くなり、首の可動域、股関節の動きもスムーズになり、指の屈曲伸展も軽くなる、さらに呼吸が軽くなるものを数種類の漢方を少量ずつブレンドしてその方のオリジナルブレンド漢方が出来上がります。
初診で漢方を持ったことでこんなに呼吸が楽になるんですねって驚かれる方も少なくありません。
持っただけで痛みが楽になったり、杖をついていたのに杖なしで歩けたりとなった時には、
「不思議ー、なんで?」と言われます。
自分の身体に答えを聞いている方法です。
ピッタリの漢方を持てば身体の全次元で歪みが取れるので、バランスが良くなるから経絡が整い全身の細胞、気血水がくまなく流れるので痛みを起こしていた滞りも取れるから楽になられたのですよ。
ってお話させてもらいます。
医師は全て分かったかのように薬を処方していますが、実は漢方の大家の医師達の集まりの勉強会でも、それぞれの処方内容は違いましたし、実際には、その方のお薬を服用して頂き、何度か調整しながら試行錯誤で決めていくのが常です。
1年から数年かけてもしっくりしないこともあるのです。
そこで、3つ目の方法は、無駄に合わない漢方を服用する期間は少なくとも最小限にでき、最短でしっくりといく漢方に巡り合える可能性が高いと考えています。
通常の診察でされている漢方の古典的な基礎知識を基に漢方を選択することは基本ですのでそこは必ず視野に入れ、その上でさらにより詳しく2つ目と3つ目をするということです。
🌸食べたい時に食べたい大好物を思い浮かべただけで唾液量が増える。
🌸寒い時にかき氷を食べると想像しただけでも震えてしまう。 人間は動物であるので、実は嗅ぎ分ける力やセンサーがあってそれによって、食べてはいけないものにはいい反応を示さないのでしょう。
うちのダッタ「愛犬」も昔、食べない方がいいものを口に入れた時、筋肉の力が抜けて食べ物を口から落としてしまいました。
花粉症の季節、テレビで花粉を飛んでいるのをニュースて見るだけでくしゃみが出る人を見たことありませんか?
なぜでしょう。そこにヒントかあるようです。