ノートパソコンが重いから。
と、会社に頻繁に行けない理由を言ったら、
上司に苦笑(電話越しなので想像)され、
そんなことを言われても納得できない、と。
確かに、そうでしょう、けれど・・・
ノートパソコンという名称を付けられ、その形態をなすも、
とても、ノートのように気軽に持ち運べる大きさ重さでなく、
これを担いで電車で往復3時間弱かけて会社に行くことの負担を考えると、
家で仕事をしていたいというのが、言い訳でなく本心。
コロナ前は、PCは会社に置いて、体だけ移動していたものの、
毎日ラッシュピークになる前の6時台の電車で会社に向かい、
帰宅時はラッシュで揉まれよれよれになって帰宅。
通勤だけで疲れていたことに気づきませんでした。
仕事をして疲れていたと思っていたのです。
PCが家にあれば、ほぼたいていの仕事は家でできるので、
会社に行く意味を感じないと、ぼそりと控えめに主張してみると、
みんなとコミュニケーションがとれて士気もあがるでしょう!と。
これも、確かにあるかもしれません、が・・・・
”コミュニケーション”のために仕事を中断することしばし、
また、誰かと誰かのコミュニケーションのために、
仕事に集中できないこともたまに。
なので、やはり家で仕事をする方が確実に効率的。
それに、今日みたいに快晴の日の空の青さを眺めながら、
木々の紅葉を眺めながら仕事ができる快適さは、
東京のど真ん中、窓から高速道路しか眺められない会社の、
狭いデスクとアクリルパーテーションに挟まれての空間では味わえない至福。
とはいえ、
そろそろまわりの状況も変化してきて、
私の意識も家で仕事から、会社で仕事に変えていかなければならないのか?
それじゃあ、コロナ前に逆戻り、ではないでしょうかね?
せっかくたくさんの痛みを経て、時代が変わろうとしているのに...
ひとが歩いていない家の近くでマスクを外して歩くと、冬の匂いが微かにして、
季節が移ろいゆくことを確かに感じられ、早くマスク無しの生活に戻りたいと思う。
元に戻りたいことと、もう戻りたくないこと。
それをうまく選択できればいいなあと思います。