SDGsに関連した活動で、虹の架け橋クラブに所属し、今年度から本格的に活動してます。
毎月第2水曜日は定例会で、ずっとオンラインでしたが、
今日は対面とオンラインをミックスしたハイブリッドでの開催でした。
こちらは、基本的に社会人の方がメンバーなのですが、
ゲスト参加で大学生が数名参加されていました。
おひとりは、大学で(ジェンダーレスな?)旅行について研究されている方で、
当事者の方に旅行で困ったことや戸惑ったことはなかったか尋ねていました。
そこでちょっと話題になったのが、よく旅館の部屋に準備される男女向けの浴衣。
青または黒系の浴衣が男性向けで大きく、赤系の浴衣が女性向けで小さめ。
たったこれだけのことに、数十年前の日本ならば、まあ今でも大半の場合、
それほど問題にはならないことではありますが、、、、、
たくさんのバイアスが隠れています、よね?
旅館に2人で泊まるならばそれは男女の組み合わせである、
そして、男性が大きく、女性は小柄である、
男性といえば青系の衣服、女性は赤系を着るものだ、
誰がそんなの決めたの?
同性同士で結婚式を挙げたという方、
情報収集に有名な結婚準備媒体を見ても、
同性同士の結婚式はもちろん、パートナーシップのことも、まったく触れられていなくて、
どこに情報を取りに行けばいいかわからなかったとのこと。
あったとしても圧倒的に数が少ない同性婚に、ページを割く余裕はどこにもないようです。
多様性の尊重が声高に語られるようになって数年が経ちますが、
まだまだこれが当たり前とされていることが、実は当たり前でないことに、
まわりが気づいていないことが多い。
そういう意味でも、
当事者とそうでないひととが交流できる架け橋クラブのような活動が、
これからもっと必要だなと思いました。
一方で、自発的にネットを探して、情報を取りにくる大学生の存在が、
とても頼もしく思えました。