ジェンダーバイアスは各国共通? | another way

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新たにまた一歩踏み出す

昨日、開催をお手伝いさせていただいた、

パク・スックチャさん講師のジェンダーバイアスセミナーには

男性3名を含めたくさんご参加いただきました。

 

パクさんは、ちょうど昨日、日経新聞に広告がでた、

日経主催Well-beingシンポジウムの第2回に、登壇される人材活用のスペシャリスト。

 

お話しの内容も、日本だけでなく、アメリカやイギリスのデータも提示されながら、

男女の性別による、バイアスと女性がなぜ自信が持てないのかを紐解いて行き、

参加者は個人事業主含め経営者の方が多かったのですが、

みなさんとても納得され、新たな気づきを得られたようです。

 

特に受けたのは、男性は実力よりも自分を高く評価するのに対し、

女性は実力よりもだいたい2割低く評価する。

しかも、完璧主義で100%できないと行動に移さない。

 

これでは、いつまで経っても動けない。

動かないと失敗もしないけれど成果も何もなく、

5割6割の完成度でも、根拠のない自信と高めの自己評価で動き出す男性が、

早く成果をあげていく構図になっている。

 

そういうことね......

 

終わってからいただいた感想に、

「男性の方が自信があるが、それは根拠のない自信であるということ。

そんな気がしていたのですが、そうとわかってこれから対処方法が分かる気がします。」

 

というのがありました。

 

みなさん、薄々感じてはいたものの、

こうして堂々と根拠となるデータを添えて提示されると、

やっぱり!

と密かに溜飲をさげた方もいらっしゃったかもしれません。

 

前にも書いたような気がしますが、

男性と反対で、自分を過小評価気味の女性は、

自分の認識より2割増で自分の実力を評価するとちょうど良いそうです。

 

セミナーの最後に自分の実績を自慢するコーナーを設けて、

仕事、プライベート、なんでもこれまで、わたし、これやったー、やってきた!

ということを全員に発表していただきました。

 

そのときのみなさんの表情がぱあっと明るくなって、

小さなことでも自分で敢えて言う、他人に認めてもらえる、ということも、

次の行動の原動力になることがよくわかりました。

 

足りないところに目が行きがちですが、

足りているところ、できているところに極力視線を持って行き、

自分も他人も過小評価しない、

それが自分も自分の周り全体にもいい影響を及ぼすこと、学ばせていただきました。