ソーセージ作り体験! | another way

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新たにまた一歩踏み出す

大好きな完全無添加ソーセージ・ハム製造の

ぐるめくにひろさん

どの商品も(まだ全部は制覇していませんが)すごく美味しくて、

しかも、材料の豚や使用する調味料まで細かいところまでこだわり、

化学的なものは一切使っていないので安心してどなたにも薦められます。

 

そこで、ソーセージ作りを体験し、

できたてソーセージをいただけるという夢のようなイベントがあると聞き!

参加してきましたー!

 

全部で4時間のイベントなので、お肉はすでにエマルジョン化されたところから、

腸に詰めて、いわゆるウインナーソーセージの形に成形するところまで。

 

その前にお肉をなめらかなペースト状(←エマルジョン状態)にする機械の説明をしていただきました。

 

 

この刃はひとの首でも鮮やかにすっぱり切り取ってしまうほどの鋭利さで、

その名はサイレントカッター(ドイツ製)

数年前までその刃を研げるひとが日本にいず、わざわざドイツまで研ぎに出していたそう。

いまは広島に研げるひとがいらっしゃり、ドイツまで送らなくてよくなったと。

また、日本人のその方がドイツの職人さんよりいい仕事をなさるそうで、

日本人の几帳面で職堅気な気質を再認識されたようです。

 

 

この刃を高速3600〜4000回転させ、お肉を砕き

脂分と肉がきれいに混ざり合った状態にさせます。

 

体験では、ミュンヘン名物の白いソーセージ、ミュンヘナーヴァイスブルストと、

バイエルン州ニュールンベルグのソーセージ、ブラートヴルストニュールンベルガー

の2種類を作りました。

 

ミュンヘナーヴァイスブルスト、名前が長くて覚えにくいですね^^;

現地ドイツでは朝食に食べられることが多く、

かつての日本のお豆腐のように、お母さんが朝食用にできたてを買いに行くので、

日本のソーセージ職人さんの間では、お豆腐ソーセージと呼ばれているそうです。

 

ミュンヘナーヴァイスブルストと呼ぶには絶対必要な3つの約束があり、

なんとバイエルン州の条例となっているそうです。

 

そのひとつに牛肉を使う、があります。

かつて、あるデパートの催事で、豚肉100%を謳うソーセージ屋さんが

ミュンヘナーヴァイスブルストの名前の商品をを販売されていたところ、

「豚肉100%だったら、約束違反じゃないか!」

とお客様からのご指摘(←かなりのソーセージ通ですね!)を受け、

翌日からその商品の名前を変えた、というエピソードなど、うかがいながら、

何回も腸を破裂させたりもしながら、

2種類のソーセージ、無事に完成しました!

 

 

 

 

 

ソーセージはできあがってから3日目〜7日目が一番美味しいといわれているそうです。

それは、塩やスパイスが加熱されて暴れたあと、冷やされることで落ち着き、

そのあとは熱しても暴れ出すことがないから。

 

ですが、そのスパイスや塩が暴れているソーセージのインパクト、

これがまたたまらない!!

 

販売されているものは必ず、一晩しっかりと冷やしてから袋詰めするので、

できたての美味しさを味わうには作ってすぐに食べるしかない!

 

あつあつを早速いただきました!

口に入れて噛みしめるごとにスパイスがどーんと鼻と舌に口全体にパーンチ!

暴れてくれました〜♪

 

店内にぶら下がっている生ハムとの記念撮影もして

おみやげに一度で食べ切れなかったソーセージをいただき、

大満足の体験会でした。

 

「おとなのソーセージ倶楽部」次回は6/19(土)です。

※席数に限りがあるので興味ある方はお早めにー!

 

 

プレッツェル