SNSを眺めていると、自分とは全然違う人生を
歩んでいる、幸せそうな人があふれています。
いーなー。
私なんて。
私だって。
と思うことはありますよね。
私も、あります。
いーな、いーな
っていつも言っています
（人のいいところを感じるのは、
私の仕事でもある・笑）
だけれど、
華やかな生活の裏では、
絶対に真似したくない
努力や苦労があるかもしれないし、
その人なりの満足感を手に入れるために、
私にはできないような大きな経済的負担と
引き換えにしているかもしれないし、
本当は自分が一番大切にしたいはずの
パートナーや子どもとの時間を
犠牲にしているかもしれないし。
そもそも、全く幸福感を得られないから、
必死に他人の承認を求めて
ステキ風に投稿しているのかもしれないし。
こう書くと、人のネガティブな部分を
見つけて安心しましょう、
みたいにも聞こえますが、
そうではなく。
まずは、
人もいいけど、
自分もいいよね、
と気づくこと。
あの人は幸せそうだけれど、
自分の幸せはどこにあるのか、
気づくこと。
私が提供している
「プロフィール作成」でも、
「思考整理のセッション」でも、
「ライターの卵さんコンサル」でも、
インタビューの途中で
（たまには事前のやり取りの過程で）
「あ、そっか」
とそれにご自分で気づく方がいます。
「全国を飛び回って講座されている方が
うらやましくて、そうなりたい」
とおっしゃるので、
「ではプロフィールに全国出張可！と
書きましょうか。
そうするとオファーが
あるかもしれませんよ」
と提案すると、
「うーん。でも私の今の生活で、
ちょっと難しいかもしれないし」
「今やっている○○の方を優先したいし」
「○○の手配とか大変ですよね」
となって、
「全国出張は今はやめておきます」と。
全国をあちこちと飛び回っているのは
楽しそうですけれど、
ホテルの手配にあたふたして、
子どもの食事を数日分作って、
当日は5時起きで空港に向かって、
狭い車内で仮眠して、
利益はほとんどないなど、
そういう現実があったりします。
もちろん環境によっては、
秘書がいる、
夫が子どもの食事を作ってくれる、
ハイヤーが迎えてに来てくれる、
それでも十分な利益が出る、
など、”そういう現実”
はない場合もあるでしょう。
たとえ”そういう現実”であっても、
その一つ一つを、マイナス要因とは
感じない人もいます。
性格、考え方、優先順位、希望する人生が
違うからです。
先日、マンションで立ち話した男性は、
「欧州出張ばかりで、このマンションには、
あまり帰ってこれない」
というので、
「いいね！優雅」
と言うと
「自分の家でリラックスする時間がなくて、
ハチ
と一緒だよ。早くこんな生活は引退したい」
とおっしゃっていました。
（本人に言われると、一瞬ホッとする小さい私）
もちろん、
「ハチみたいに花を飛び回る生活、ステキ❤︎」
と思えば、本当にそれを望んでいるのでしょうから、
実現のために、できることをやっていきましょう。
「なんか慌ただしい生活だな」
と思えば、その憧れは捨てられます。
ちなみに私自身は、改めて考えても、
・新幹線や飛行機の移動時間が好きだし、
・一箇所に止まるより、違う場所を見るのが好きだし、
・新しい街や人との出会いが好きです。
日本にいる時は、慌ただしい飛行機出張なども
経験しましたが、たとえハチ並みの生活だと言われても、
「あちこちに呼ばれて仕事をしたいな」
という思いを、常に本当の希望として抱いています。
「思考整理のセッション」でも、
ご自分が「違う」と気づく、
そういうことがありました。
「鯰さんをうらやましいと思っていて。
〜な生活がうらやましいのだと思っていたけれど、
実は、私がうらやましいのは、
〜ではなかった。そこではなかった」と。
私なんかが全然叶わない能力をお持ちの方です。
自分が本当は何を求めているのか、
自分にしかないものは何なのか、
気づいていただけてよかったです。
また、私が日本にいるときですけれど、
「ライターの卵さんコンサル」でも、
「鯰さんがいろんな人を取材するのが楽しそうで」
と言ってくださった方がいますが、
結局、在宅でトレンド分析的な執筆仕事を
するようになって（私の苦手分野です）
たぶん、それが合っていらっしゃったのだと思って
拝見しています。
やってみて、初めて
なとなく憧れていたけれど、
これじゃない！
と気づくことは多いですね。
そうなれば、2度と迷わなくなるでしょう。
ほら、
長年憧れていた異性がいて、
その人の彼女（彼氏）に嫉妬していて。
でも付き合ってみたら、
何この男、いらんーーー！
ってこともあるのと同じ（たぶん）。
でも、経験したり付き合ったりしなくても、
早々と自分に不要なものに気づけたら
ムダなエネルギーを使わなくてすみます。
異性に関しては、
動物的本能と人間観察力、
直感で気づいてください、
と言いたいですが（笑）
生活や仕事、人生については
想像力とともに、分析・言語化が
役立つと思います。
それ本当に望んでる？
その人本当に羨ましい？
・どんな人がうらやましいか。
・なぜ、それに憧れるのか。
・具体的に、その人の生活になったら、
どういう状況になるか。
・その中で、自分にとってのメリット・デメリットは何か。
・その人が得ている何がうらやましいのか。
ノートにでも書いてみてください。
「その生活」「その仕事」でなくても
自分が欲しいものは、手に入るということに
気づくこともあるし、
○○と引き換えだったら、いらないわ、
と気づくこともあるし、
その生活・仕事になると、
自分の強みや、今持っている環境が活かせない、
と気づくこともあり、
最終的に、
「そこにエネルギーを費やすのは
もったいないわ」
となることもあるでしょう。
憧れの対象が、突然
どうでもいい色あせた存在になる
ちょっと寂しい瞬間でもあります（笑）
「みきてぃと話していたら、
なんか、どうでもよくなったから、
もうそのテーマはいいかな。
現実的なことを考えたくなった」
と言われた
インタビュアー＆ライター
なまずみきでした。
夢を壊してごめんなさい（笑）
まずは、
人もいいけど、
自分もいいよね、
と気づくこと。
その上で、
本当に希望することがあるなら、
一緒に叶えよう！
「言葉を力に。」
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