先月末の台湾旅行記です。
今回は夏に比べればアートな旅ですかな^^
台湾2日目、11月27日。
私は今回の旅では、台北市郊外、淡水という街に住む友人宅にお世話になりました。
淡水はの歴史は古く、オランダ時代の城や
街には日本時代の面影が残る建物も多いです。
この日は板橋の展覧会会場へ行く前に、
(どのみちMRTで淡水駅から電車で行くので)
友人オススメの場所、淡水駅の裏に前の月に新しくオープンした文化園区へ寄ることにしました^^
ここは日本時代に昭和シェルの倉庫とかあったところだそうです。
まだ改修中の建物もありましたが、
展覧会会場や、色々な催しが開催されています。
レンガ造りの歴史ある建物です。
当初は荒れ放題で、何年もの時間をかけて
屋根を載せたり改修してやっと文化施設としてオープンできたのだとか。
この日は日曜日でしたので
外では農業市をやっていましたよ^^
有機農業野菜や手作り食品を販売していました。
変わったサヤの豆ですね^^ 煮物に使うそうです。
仙草を発見!
前回の台湾記事、最後に載せた焼仙草の材料です。これを煮出します。
市が開かれていた場所の奥にある建物はシェルを中心にした資料館になっていました。
ドラム官を使った展示棚がおしゃれ。
燃料倉庫でもあったため、戦時中には空襲の被害にもあったそうです。。。
こういった場に来ると、
私たち日本人はかつて50年間「日本」だったこの島について
あまりにも知らなさ過ぎると実感します。
友人は日本留学後は台湾に戻り、
大学で日本語を始め文化研究を教えていて、
以前台湾東部の大学に勤務していた際には
原住民文化についての研究もしていました。
台湾の歴史を紐解けば、かならず「日本」が何らかの形で
関わってくる、それは時に悲惨な負の遺産であり、
現在の親日的な台湾の姿だけを見ていては
表には出てこない歴史かもしれません。
私は友人から聞くまで知らなかったことがたくさんありました。
まだまだ知らないこと、きっといっぱいですね。
(もちろん、自国の日本についても知らないことだらけですが><。。。自慢にならん)
時に日本人よりきれいな日本語を操り、
台湾の歴史や文化を教えてくれたり
そして私にとっては人生のすてきな先輩、
そんなお姉さんみたいな友人と出会えたこと、本当にうれしいです^^
。。。ちょっと話がそれてしまいました。
資料館にいらしたのは、淡水の歴史を研究し、
この文化園区復興にも携わった
大学教授の謝先生。友人の知り合いでもあり、
一緒に記念撮影。
文化園区のことをまとめた著書をプレゼントしてくださいました♪
他にも(時間なくて中は見なかったけど)
各館で様々なイベントをやっていました。
ここはまだ準備中。
すごい木ですね^^
場所はMRT淡水線、台北駅から約40分、終点「淡水」駅のすぐ裏手です。
まだガイドブックにも載ってないと思います^^
淡水は台湾北の河口付近で夕日で有名な場所
(あ~あとはジェイチョウのふるさとってことでも有名^^
映画「言えない秘密」はジェイの母校や淡水の街で撮影されましたね)
さて、淡水駅からMRTに乗ります。
車内です。
このMRT、旅行者には本当に便利ですね^^
台北市内もどんどん新しい路線が開通してますし。
今回空港からバスで走る道では工事中のところ多かったんですが
どうやらMRTの空港線を建設中なのかな。
完成したらかなり便利になるのでは。
用事がある友人は途中下車。
そんなわけで昼過ぎに私は一人
板橋の展示会場へ向かいました。
つづく。。。