文章には、内容だけでなく「どういう順序で伝えるか」という
「型(構成パターン)」があります。
これを意識するだけで、伝わりやすさ・説得力・印象が大きく
変わります。
代表的なのは、以下の5つ。
◎頭括式論述
◎尾括式論述
◎双括式論述
◎追歩式論述
◎列叙式論述
今週は、一つずつ記事で紹介していきます。
① 頭括式(とうかつしき)論述
文章で、結論を最初に出す型です。
最初に主張したいこと、結論を提示して、その後に理由や
文章で、結論を最初に出す型です。
最初に主張したいこと、結論を提示して、その後に理由や
具体例を並べて補足する方法です。
構成:「結論 → 理由・根拠 → 具体例 → 再確認」
特徴:読み手が最初に要点をつかみやすく、わかりやすい。
ビジネス文書、意見文、プレゼン資料などで最もよく使われる
構成:「結論 → 理由・根拠 → 具体例 → 再確認」
特徴:読み手が最初に要点をつかみやすく、わかりやすい。
ビジネス文書、意見文、プレゼン資料などで最もよく使われる
形式です。
⬜︎例文
「読書は人を成長させる最も身近な方法である。
なぜなら、本には他人の経験や知恵が詰まっており、それを
短時間で吸収できるからだ。
例えば、歴史書を読めば数百年にわたる出来事を数日で学ぶ
ことができるし、ビジネス書を読めば著者が積み上げてきた
ノウハウを1冊で得られる。
さらに小説であれば、登場人物の感情や葛藤を追体験できる
上に、人間理解や共感力を養うことができる。
これらの点から、読書は自己成長を望む人にとって欠かせない
習慣であると言える。」
型で言うと、プレップ法と近いかもしれませんね。
一番使えるパターンなので、覚えておきましょう。
明日は②の「尾括式論述」について書きますね。