先日、作家の宮本輝氏(Wikipediaに飛びます)の講演会に参加
してきました。
輝さんには、年に数回お会いして、いろいろ励ましていただく
機会をいただいています。
今回の講演会は、輝さんの新刊発売を記念したもの。
約400名が参加されていました。
輝さんにとって、初の時代小説。
そのきっかけとなった話、執筆の苦労話、原稿用紙3,000枚にも
なったストーリー展開の話など、多くのエピソードを伺えました。
原稿用紙3,000枚って、120万文字。
ちょっと途方に暮れるというか、世界観が違う。
もちろん、私もこれまでのトータルとしてはもっと書いているけど、
一つの作品で120万文字って。
10年かかったと言われていました。
そして、作家を続けてこれた理由にも感動しました。
病気のとき以外は休まれていないんですよね。
それが、本当にすごい。
続けてこれた人だけが見られる世界を生きてらっしゃる。
足元にも及びませんが、私ももっともっと書こう、書き続けようと
改めて思いました。
素晴らしい時間に感謝です。
『潮音』の続き、読まなきゃ!!