文章の中で使う、助詞である「は」と「が」。
当たり前ですが、主語を使えば必ず入る助詞なので本当に
よく使われます。
だからこそ、間違って使ってしまうことも多いですし、
間違えれば意味の伝わらない文章になってしまいます。
ここで、質問です。
助詞は、主に主語の後に使うことが多いですが、文章を書くときに
何となく使ってはいませんか?
例えば、
・ようこさんが本を買った
・ようこさんは本を買った
この文章の助詞の使い分け方、わかるでしょうか。
これは、伝えたい文章の意味をどこに重きを置くかで、使う助詞が
変わります。
ようこさん 本 買った
(だれ) (なに) (した)
この文章は、3つの言葉からできていますが、「買った(した)」の
事実は同じです。
では、「だれが」と「何を」のどちらかに重きを置くか、ですね。
・本を買ったのはだれ? →ようこさんが本を買った
・ようこさんは何を買ったの? →ようこさんは本を買った
助詞を使い分けると、こうなります。
もし、「は」と「が」のどちらを使えばいいのかわからないときは、
文章を疑問形にして考えてみると正しい助詞を使えます。
この文章は短文なのでわかりやすいですが、長文になるほど助詞を
間違えることが多いので、焦らず考えて決めましょうね。