先日の、東京での著者イベントに参加して、改めて考えたことを
シェアしますね。
私自身が出版業界に20年以上いるので、いろんな方に出会いますし、
WEB上でも、SNSでも、出版についてたくさんの発信を見かけます。
もちろん勉強になるものがほとんどですが、発信の内容は出版社や、
編集者が話されることが基本。
※いわゆる現役の方々ですね
問題なのは、過去に出版したことのある人たち(いわゆる著者)や、
出版プロデューサーと呼ばれる人の中で、自分の経験だけで話す人が
時々いること。
※もちろん、全員ではないですよ
その中で、
「今は商業出版は難しいから、自費出版からやりなさい」
「企画書は適当でいいから、まずは出版社に電話しなさい」
と堂々と言う人がいて、ビックリします。
それ出版社側からしたら、「何てことを言うんだ」と驚かれるし、
呆れられますよ。
いつか出版したい、そのために情報を収集したいと考えている人は、
以下に気をつけて相談する人を選びましょう。
・出版の種類について教えない
・出版に至るまでの経緯について説明がない
・「必ず出版させます」と断言する
・かかる費用(金額)に対する明確な理由がない
・「大手の出版社から当たりなさい」と促す
・企画書の作り方を知らない
・一緒に企画書を作らない
・過去の実績をホームページ等に載せていない
要は、これらの逆のことをきちんとされている人は、信用できると
いうことですね。
私自身の強みは、ライター、著者、出版社代表という三足のわらじを
経験したこと。
※現在は、ライターと著者のみ
全ての立ち位置を経験して、いろんなものが見えました。
だからこそ、いい加減なことをしている人は許せなくて。
商業出版、自費出版、企画(共同)出版、Kindle出版など、出版には
種類があって、それぞれの立場で話す内容が変わることはあります。
それでも、出版したいと考えている人に対して自分自身の利益のため
だけに情報操作をするのは間違っていると思うんです。
誰かに相談する時は、その方のメディアをチェックしてくださいね。
金額の理由、実績のチェックは第一です。
私の場合だと、このページですね。
出版は、そのためにしっかりと動けば叶います。
1年かかる人もいれば、5年かかる人もいます。
タイミングはその人によって違いますが、それがその人にとっての
本当の夢であり願いなら、いつかは叶います。
ぜひぜひ、そのために自分メディアを育ててくださいね!