先日、二泊三日で鹿児島に行ったと書きました。
鹿児島3日目。
鹿児島行きの目的は、知覧に訪れること。
「いつかは行きたい」と思っていた場所ではあるんですが、
その「
「瞬読」でお馴染みの山中恵美子さんが知覧行きのツアーを
組まれ
知覧は、こんな場所です。
何度も書いていますが、結果、行って大正解!
もうね、本当にいろんなこと考えました。
行く前は、10代の男の子の母親に向けた遺書なんて読んだ
号泣してしまうだろうな、なんて考えていました。
でも実際に行ったら、涙は一滴も出ず。
溢れるほど入ってくる情報に、頭がいっぱいになりました。
特攻隊として亡くなった10代の男の子たちの、幼い顔の写真。
それと反比例して見える、超達筆の遺書たち。
遺書には「天皇陛下万歳」と書かれています。
知覧特攻平和会館の方の話も伺って、短編映像もいくつか見て、
歴史の資料も読みました。
その中で、私にどんどん積もってくる違和感。
それは、戦争が美化され続けていること。
日本は頑張った。
よく戦った。
日本を守った。
たくさん殺した。
たくさん、やっつけた。
子孫のために、美しく散った。
素晴らしい作戦だった。
いやいや、戦争をしたことは、間違っていたでしょ?
幼い命をたくさん奪った、浅はかな作戦でしょ?
残された家族は、苦しんだでしょ?
美化しないと、死んでいった人たちに申し訳ないから?
天皇制度を認めないことになるから?
すべて、大人の都合。
国の都合。
私たちは、その時代に生まれていないから、何かを言うにも
全てを
かもしれない。
なら、私たちは責任を持って、平和な日本を今後もずっと継続
していくことが仕
そうなんだろうと、自分を納得させました。
とくに私は、イギリス人の祖父が日本に帰化していて、戦争の
前線で亡くなっているので、いろいろ思うことがあるんですよね。
また、知覧に行った人の中で、どれくらいの人が今の日本の平和な
日々に感謝
きっと、一度行ったくらいじゃダメなんだと思います。
みなさん、何度も訪れると言われてましたから。
なぜ、戦争が起こるのか。
なぜ、戦いを正当化させるのか。
なぜ、戦争を美化するのか。
今、世界で徴兵制度があるのは、64カ国。
日本も、いずれ徴兵制度が義務化されることは絶対にないとは
言い
そうならないために、何ができるのか?
きちんと政治を見ておかないといけませんね。
決まってから泣いたって遅いんだから。
もっと書きたいことがあったんだけど、なかなかまとまらず
怒りと、悲しみと、自分の無知さとで、頭がいっぱいです。
鹿児島から帰ってきてから、私の頭と心が自然を求めていて。
GW中も、毎日、自然がいっぱいの場所に訪れました。
自然も、宇宙の一部。
私たち人間も、宇宙の一部。
感謝しながら日々を過ごさないといけませんね。