私がふだん気をつけていること。
何かしら質問されても、すぐに答えを言わないこと。
質問された内容が知っていることだと、ついついパッと
答えてしまいます。
でもそれって、相手のためにならないことも多いんですよね。
とくに娘から質問された時は、
「こっちゃんは、どう思う？」
「どうしてそうなると思う？」
と聞くようにしています。
何でも大人が先に答えを言っちゃうと、何も考えない、何も
考えられない 大人になっちゃうからね。
娘も中3なので、よくわかっていて、親に質問をするときは
「これさ～、調べてんけどさ～」
と、調べた経緯を見せながら聞いてくるようになりました。
コンサルティングメンバーも同じ。
質問に私が何でも教えてしまうと、コンサルを卒業した後に、
聞いた内容を覚えていないとか、何もできなくなってしまうと
困るので、質問したいことがある場合は、まず自分で考えて、
調べてから。
「コンサルタントがそばにいるのに、すぐに聞けないなんて」
と、時間がもったいないないと感じる人もいるようだけど。
人生のトータルで考えれば、自分で何でも調べて、なおかつ
それができるようになっておくことは財産になるよね。
今度は自分が人に教えられるようにもなるし。
それって大事。
わかったつもりでいるのと、自分で考えてできるようになる
ことの差、成長の差は大きい！
逆に、私が誰かに質問するときも、相手の時間を奪わない
聞き方をします。
それが、コミュニケーションの工夫につながりますね。
「質問」というコミュニケーションでも、人はみんな成長
できます。