先週の満月の日。
10分だけだったけど、家族3人で近所の公園をお散歩しました。

何も持たず、3人で手をつないで。

いつもの私だったら、綺麗な月を写真に撮っていたはず。
でも、手をつないで歩いていることが幸せ過ぎて、写真を撮ることなんて忘れていました。

「少しだけ歩こうか」
「いいね~」
「わ~い!」


と、一瞬で決まる幸せ。
ただ一緒に歩く幸せ。

たいした会話をしているわけじゃないけど、幸せが満ちてきて、心が震えました。

「あ~、私の求めているものは、こういう時間なんだな」と。

それをさり気なく与えてくれる、相棒とこっちゃんに感謝。





illustrated byAkihisaSawada