時々、仕事でセミナー資料を添削することがあります。
すると、きちんとした言葉を使わないといけないと思うからか、難しい言葉をたくさん入れてしまう人がいます。

例えば、

・◯◯を考慮する
・◯◯について懸念する
・◯◯に対して立腹した
・◯◯を失念する
・資料を鑑みる


など、きりがないですが、話し言葉ではほとんど使わないですよね。資料で難しいことを書いても、実際にセミナーで話すときに使わないなら、意味がありません。
それなら、始めから伝わる言葉で書いたほうが、聞き手にも親切です。

・◯◯を考える
・◯◯について心配する
・◯◯に対して腹が立った(怒った)
・◯◯を忘れる
・資料を照らし合わせてみる


などと書いたほうがいいでしょう。
セミナー資料だから、会社の文書だから、書籍だからと、気合いを入れるのもわかりますが、読み手のことを考えることが一番です。
意味が伝わらんかったらどうしようもないですからね。


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illustrated by AkihisaSawada