作詞家の阿久悠さんのコラムを読みました。
作詞だけでなく、小説や漫画の原作、映画の脚本なども手がけて、生涯、言葉と文章を書き続けた方です。

90年代以降、ワープロの時代になってきても、あくまでも自筆で、それも縦書きにこだわったそうです。

縦書きにこだわった理由。
横書きだと、読み手の顔が左右に動く。
縦書きだと、自然に首が上下に動く。

首が左右に動く=否定されているように感じる
首が上下に動く=うなずいているように感じる。

これもある意味、プロ根性だな~、と。
パソコン世代の私たちには及ばない気持ちですよね。横書きに慣れてしまっていて、そんなことを考えませんから。

文章を見る角度を改めて教わって、感動した私です。


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illustrated by AkihisaSawada