迫力のあった『ヘルター・スケルター』

ほとんど邦画は映画館で観ないんですが、前評判が良かったので映画館で観てきました。

『ヘルター・スケルター』（公式サイトに飛びます）

あの数々のシーンの色使いは、スクリーンで観て正解だったな、と思いました。プロカメラマンでもある蜷川実花監督の世界観がそのまま出ていたな、と。

そして監督が言われていた通り、この映画は沢尻エリカさん以外は無理だっただろうな～、と感じましたね～。

ネタバレになるので、あまり詳しく書かないですけど、桃井かおりさんの演技が素晴らしくて憎たらしかったです（笑）

私は原作の漫画を読まずに映画を観たので、深いところまではきっと知らないんでしょうけど、女の強欲さと浅はかさをここまで強烈に大胆に表すこの迫力は、素直にすごいと思いました。

誰だって（私だって）一歩間違えば、そこに落ちていく可能性はあるな、と。求めるものは、きっと一つだけなんだろうな～。

いやー、楽しませていただきました。
沢尻エリカさん、もっといろんな役をこなしていってほしいですね～。

illustrated byAkihisaSawada