昨日、舞台装置家である竹内志朗氏の出版記者会見に招待していただき、取材に行ってきました。
舞台道具帳/竹内 志朗

¥2,500 Amazon.co.jp
これは以前に出してらっしゃる本で、関西では有名な、故藤山寛美さんや故藤田まことさんの全舞台の舞台装置を手がけた方です。
今回の本は手書き文字、テレビ界のテロップについて書かれています。

今は言うまでもなく文字はずべてパソコン。
でもテレビ放送が始まった時は、すべて手書きで、手作業でテロップを流していたんです。
いろんな書体を練習し、ニュースではスピードと勝負しながら、テレビ界を担ってこられました。
最後に手書きのテロップを書かれたのは、17年前の阪神大震災のニュース速報だそうです。
本の中には、たくさんの番組タイトルの手書き文字もありました。
私たちの世代だと、関西では『探偵ナイトスクープ』や『新婚さんいらっしゃい』の番組タイトルの文字なんて、かなり馴染みがあるはず。
全国放送だと、『必殺シリーズ』や忠臣蔵など、本を見ていると懐かしいものばかり。

現在携わってらっしゃる時代劇の作品の筆文字も、その場で書いてくださいました。
筆の一跳ねごとに何十枚も書いて、プロデューサーが決められるのだそうです。

77歳とは思えない、若々しい話し方の竹内さん。
テレビが普及してきた時代からのお話は、とても面白くて感慨深いものでした。
テレビに出演している人達だけでなく、こういう裏の人がいるから成り立ってきたんですよね。
今も手書き文字でテロップを書ける人は竹内さんだけだそう。
みなさんパソコンの登場と共に廃業されたんですね。
人間国宝と言っていいんじゃないかと、個人的には思いました。
テレビという歴史の中に、テロップの記載が一文字もないことに不安を覚え、この本の出版に踏み切ったのだと熱く語られていました。
せひまたお会いしたい、あたたかな方でした。
この本はテレビ界の宝物になると思います。
※本の販売は、今のところFAXでの受付のみ。
送料込み2,500円で郵送してくださるそうです。
連絡先:竹内志朗アトリエ FAX 06-6761-8273
舞台道具帳/竹内 志朗

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これは以前に出してらっしゃる本で、関西では有名な、故藤山寛美さんや故藤田まことさんの全舞台の舞台装置を手がけた方です。
今回の本は手書き文字、テレビ界のテロップについて書かれています。

今は言うまでもなく文字はずべてパソコン。
でもテレビ放送が始まった時は、すべて手書きで、手作業でテロップを流していたんです。
いろんな書体を練習し、ニュースではスピードと勝負しながら、テレビ界を担ってこられました。
最後に手書きのテロップを書かれたのは、17年前の阪神大震災のニュース速報だそうです。
本の中には、たくさんの番組タイトルの手書き文字もありました。
私たちの世代だと、関西では『探偵ナイトスクープ』や『新婚さんいらっしゃい』の番組タイトルの文字なんて、かなり馴染みがあるはず。
全国放送だと、『必殺シリーズ』や忠臣蔵など、本を見ていると懐かしいものばかり。

現在携わってらっしゃる時代劇の作品の筆文字も、その場で書いてくださいました。
筆の一跳ねごとに何十枚も書いて、プロデューサーが決められるのだそうです。

77歳とは思えない、若々しい話し方の竹内さん。
テレビが普及してきた時代からのお話は、とても面白くて感慨深いものでした。
テレビに出演している人達だけでなく、こういう裏の人がいるから成り立ってきたんですよね。
今も手書き文字でテロップを書ける人は竹内さんだけだそう。
みなさんパソコンの登場と共に廃業されたんですね。
人間国宝と言っていいんじゃないかと、個人的には思いました。
テレビという歴史の中に、テロップの記載が一文字もないことに不安を覚え、この本の出版に踏み切ったのだと熱く語られていました。
せひまたお会いしたい、あたたかな方でした。
この本はテレビ界の宝物になると思います。
※本の販売は、今のところFAXでの受付のみ。
送料込み2,500円で郵送してくださるそうです。
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