
数々のアルバイトをしてきた私ですが、やっぱりとっておきと言えば、舞妓ですかねぇ?
10代でとても貴重な経験をさせていただきました。
私の場合、祖母が祇園の町屋で三味線を弾いていたこともあり、祖母の希望で舞妓をしていました。だから本当にアルバイト舞妓です。
でもそこでお茶、お花、日本舞踊など、一通り身につけられることはたくさん勉強させてもらいました。京都弁(祇園言葉)も未だに完璧に話せます。
アルバイトだったので、座敷には数えるほどしか出ていません。では何をしていたか。
京都には観光地がたくさんあるので、そこに出没するんです(笑)
海外の観光客相手に京都の町を案内したり、観光地で「舞妓さんと写真を撮ろう」という撮影のサービスがあったので(笑)、一緒に写真を撮ったりしていました。
私と写真を撮った外人さんが世界中にたくさんいます(笑)
要するにイベント担当だったんですね。
海外の方はフツーにチップをくださるので、結構な額を貯金できました。

18歳になった時、「芸妓の道に進むかどうか」の選択を迫られましたが、その年に祖母が亡くなったこともあり丁重にお断りし、その貯金を元にアメリカに飛びました。
(そこから8ヶ月かけてアメリカ横断という流れになります(笑))
懐かしいですね、とっておきバイト。