ここで紹介するライターの種類は、書く分野の種類ではなくて、ライターとしての立場の違いです。

●社員、契約社員としてのライター

企業に属しているライターです。「企業ライター」とも言います。
主に広報部、宣伝部などに所属していて、社内、社外のライティング関係を一気に引き受けています。
サラリーマンと同じでお給料をもらう形です。

●お抱えライター

出版社や編集プロダクションからほぼ専属で仕事をもらっているライターです。
きっちり契約している人も、そうでない人もいます。その出版社以外の仕事をもらうのは難しいかも?(←私の見解です)
私自身も出版社からそれとな~く言われたことがありますが、丁重にお断りしました^^;
ライティングフィーは印税の場合と、原稿料の場合と、案件によって違います。

●フリーライター

私がそれにあたります(私は個人事業主です)。
仕事をいただく先は本当に様々で、出版社、編集プロダクションだけでなく、一般企業、個人といろいろです。
人脈をきっちり築いておかないと、すぐに仕事はとぎれてしまいます。
ライティングフィーは原稿料として契約するパターンが多いですが、書籍などの場合は「印税の○%」という契約の場合もあります。

すべてがこの3つに当てはまるわけではありません。今は形態も多様化しています。私の場合はたくさんの仕事を請けて、またそれを外注ライターさんにふったりもしています。

ライターになりたい方の参考になれば嬉しいです。


illustrated by AkihisaSawada