そもそも文才とは何だろうか、という話ですよね(笑)
ライターになるのに別に資格もいらないし、試験があるわけでもない。
私自身もあるご縁が重なって、今こうしてライターとしてお仕事をさせていただいているわけですし。

私が編集のアルバイトをしていた時の編集長さんは、

「ライターは文才があればなれる、というものではない。文章力は平均点で充分。それよりもまずいろんな情報を集めるのがうまくて、人と接することが好きで、多くのスタッフと一緒に物を創り上げるのが好きな人間に向いている。」

と言われていました。
私自身がそうかと聞かれると、それもまた困るんですが(笑)

ライターといってもそれはそれはたくさんの分野があって、私はファッションライターやグルメライターにはなれません。だって興味ないんだもん(笑)
この方のような、テクニカルライターにもなれません。(今、テクニカルライターについて書かれているので勉強になりますよー!)

やっぱり自分の得意分野を持つことは大切ですね。
「これについてなら100ページでも書ける!」
という強みがあるといいですね。

きっとそれが文才につながるのではないかと思います。
そして常にいろんなことにアンテナを張っておくこと。
世間知らずではライターにはなれません。
それも忘れないでくださいね。


illustrated by AkihisaSawada