昨日、20年来の友人と話をしていて、その友人が

「ここ数日で、自分が大人になったな~ってつくづく感じてん。」

と言うので何事かと思ったら(笑)、その友人は40代なんですが、

「良いお年をお迎えください」

という言葉がどうしても言えなかったそうで、今年は言えるようになったので大人になったと感じたそうです(笑)
大人の基準って…涙
それで私に、

「みきちんはいつ頃大人になったな、って思った?」

って聞くので、思わずいろいろ考えてしまいましたにこっ
考えると結構出てくるんですよねー。
私の場合、牡蠣を食べられるようになった(笑)とか、名刺交換できるようになったとか。考えると小さいわ、私(爆)

で、夜に改めて感じたことがありました。
昔は本にしても映画にしてもハッピーエンドじゃなきゃ読みたくなかったんです、絶対。
ちょっと雲行きがあやしくなったら、読むのも観るのもやめるくらい。

でもこの本に出会ってから、ハッピーエンドではないと最初からわかっていても最後まで読んだり観たりできるようになりました。


ザ・ギバー―記憶を伝える者 (ユースセレクション)/ロイス・ローリー

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この本は結末もないんです。
すべて自分で考えなくてはいけない。
読んでいる最中も、読み終えた後もまったくスッキリしない汗
でも、読んだ人それぞれに必ず気づきがあるんです。

アメリカでは中学生の推薦図書になっています。
読んで悩みたい方はぜひどうぞ(笑)
私のように‘大人’になれるかもしれません苦笑


illustrated by AkihisaSawada