昨日、ブログまわりをしていて感じたことがあったので書き残します。
読んでいてすごく違和感を感じた記事がありました。

その人が思いついたこと、感じたことを書かれていたんですが、『独創的(斬新)な発想(アイデア)』『常識知らずの発想』は紙一重だと感じました。

何かを思いついて、自分で「このアイデアはすごい!」と思っても、そのアイデアに裏付けられた知識がなければ意味がありません。
そのアイデアは正しいのか、実現できるものなのか、すでにあるものではないのか、それをわかっていなければただの独りよがりです。

そしてそれを文章にして発表するのは、「自分の知識のなさ」を表に出しているだけ。
以前の記事にも書きましたが、アイディアは何もないところから生まれるのではなく、いろんな既存のものが合わさって生まれるのものです。

だからこそ分野に関係なくたくさんの知識を身につけることが、アイディアが生まれるための必要条件です。
いろんなアイデアを生み出すことも、文章力を身につけることも、インプット作業を怠ってはダメということですね。

ちょっと厳しいことを書いちゃったでしょうか?
頭の中のことを文章にするって難しいですが、何かの情報を誰かに発信する時は、注意が必要だということも意識していただければと思います。


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