その1からの続きで、その2ではダイエットの意味について書いていきます。
さて、
海外ではセクシーさが女性らしくて魅力的と言われますが、日本は、細くて可愛い、が魅力的となっているように感じます。
今まで質問をいただいた方の中で、痩せたいのに痩せられないとおっしゃる方が何人かいましたが、私からしたら、もう十分 と感じることが多くありました。
無駄なカロリーを取っていないし運動しているのに痩せないのは、ダイエット方法が間違っていなければ、もう痩せる必要がないから痩せないんだと思います
女性が一番魅力的に見えるのは、適度に脂肪がついて、丸みのある体。
体脂肪でいうと22~24くらい。
この数字は、一般的に女性の理想とされる体脂肪の数値です。
25くらいまではまだ見た目のバランスも取れますが、それ以上になると筋肉が脂肪で覆い隠されて肥満に近づいてきます。
ちなみに、私の体脂肪は確か23くらいです。
同じように世に出ているモデルさんの中では脂肪が多い方かと思います
周りのモデルさんみたいに、もっと痩せなきゃダメかな?と思うこともあります。。。
だけど鏡を見て、体だけでなく顔もちゃんと見てみると、
お腹や二の腕は痩せたいけど、これ以上痩せたら逆に顔がこけてきそう。
デコルテも足も骨ばってギスギスしてくるかなぁと考えて、やっぱり痩せる必要はないか、という答えに行き着きます。
痩せる代わりに、余分な脂肪を落とすよう、有酸素運動や筋トレはするようにしていますが
脂肪を落とすことと体重を減らすことは似ているようで全然違うんですよ
脂肪をキレイに落とすと、締まるところは締まって出るところは出た女性らしい体になります
体重だけを落とし始めると筋肉も落ちていくので、引き上がっていた皮膚が落ち、頬や肩、デコルテなどの女子らしい丸みがなくなりきれいになるどころか逆に老けていきます
みなさんに改めて考えて欲しいことがあります、、、
細いことが可愛いと思うのはなぜでしょうか?
若く見えるから?
服が似合うから?
憧れの人が痩せているから?
上記にあるように、痩せることが若さへ繋がるわけではありません。
服は痩せすぎると逆に似合わなくなってきます。
服を着こなせているというよりも、服に着られている印象になってしまいます。
針金のハンガーよりも、形のしっかりとしたハンガーの方が服が綺麗に見えますよね?それと同じです。
私はよく足を褒めてもらうことがありますが、10代の頃は細すぎると感じて、、
自分としてはその足が気持ちが悪くて毎日パンツばかり履いていました。
どんなに太っても足にはお肉がつきません。
それが今となっては褒めていただける長所となっています。
その代わり、上半身、二の腕、胸周りには脂肪がつきやすいです。
だから、たとえ太ったとしても上半身を隠して足だけを見せる服を着ていれば細く見えるかも
こんな風に、
この世界に入って気づいたことですが、芸能人が皆、モデルが皆、痩せているわけではないのです。
欠点と長所は裏表。
みんなが憧れるキラキラと輝いているあの人は、欠点をうまく補って、長所にしたのかも
自分磨きが流行のようになっている世の中ですが、本当の自分磨きとは誰かの真似をすることではなく、自分の欠点や長所と向き合い、
欠点を個性という長所に
元から持っている長所はより伸ばして誰にも負けない魅力に
育てていくことだと思います
人にはぞれぞれ、魅力的に見えるその人唯一のバランスがあるはずなんです。
ダイエットの前に、なぜ痩せたいのか、どんな自分になりたいのかを考えてみてくださいね
女性を褒める時、「細いこと」よりも、細い以外の、魅力的な何かを見つけてそこを褒めてもらえるような世の中になればいいな、と思います