『何をしたってダメなんだ』という
どうしようもない絶望感に襲われる−
長期間に渡って
回避できないストレスに晒された動物は
それに抵抗する気力を失ってしまう
「学習性無力感」という状態です
昔、たまになりました
原因はやっぱり、子どもの頃かな
否定的な言葉や態度、そういったものは大人になっても嫌なものですが
それを子どもの頃に親からされたら?
一人で生きていく術のない子どもは
親に頼らざるを得ません
赤ちゃんがあんなに可愛いのは誰かに守ってもらわないと生きていけないからです
無くてはならない存在に否定的な言葉を投げられたら当然傷つくし、
それが続けば「何をしたって愛してもらえない(ダメなんだ)」という無力感が募っていきます
大人になるにつれてその感覚を紛らわす方法も覚えますが、消えたわけじゃないから時々顔を出してきます
どうやって克服していくかといえば
やり方は二つ
一つ目は
"自分はもう子どもではない"と知ること
子どもではないから親に守ってもらわなくても生きていけます
いい加減、親の呪縛から離れると決めることです
もう一つは
"自分に肯定的な言葉と態度で接する"ように心がけること
悪口や愚痴を言う方が簡単だし、楽です
「私なんて...」と謙遜という卑下をした方が生きやすいかもしれません
だったらいっそ他人には何も言わずに
自分に対して優しい言葉をかけてあげる方がいいです
決めると心がける−
すぐには出来なくても続けているうちに無力感が薄れていきます
体が寒さに慣れてません
まだ冬だったんだ、と再確認したこの週末
みけ