2023/05/11 | ミケのブログ

ミケのブログ

自分で左乳の下にあるしこりを見つけ、トリプルネガティブ乳癌といわれた。
誰にも吐き出せないからここで 愚痴日記にして綴ります。

 雨が降っていた。私は雨女。私がでかけると大抵雨が降り始める。


診察室まで傘を持ってきてしまった。

 今日は術後から1回目の受診。主治医「雨☔降ってる?」私「段々やんできてます。」のやり取りから始まった。

転移もなく、抗がん剤治療が効いて浸潤癌が消えてるからこれからの治療は何もないよ。あとは3~4ヶ月後の検査だけね、と言われた。

よかったです。でも、痛みが残って

まだ、胸の下の鈍痛もあるし  脇の下が少し痺れてると伝えると

そのうち慣れると主治医は、言っていた。


慣れる?


なぜなら、左胸の神経はみんな切り取っているけれど、麻酔がきれてその周りの神経が痺れているからだと。       それはずっと続くらしい。痺れはなくならない。ずっと続くんだ。全摘と永遠の代償なんだ。


  もう、体に癌は ないはずなのに

これからのことが不安になって不眠。いつまで左腕で 重いものを持っちゃいけないんだろうとか、仕事はできるのだろうかとか。

何年後かに再発したら…とか。

主治医に相談しようと考えていた。  

だけどこれまで の態度では忙しいのか そっけなく感じていた。 冷たくあしらわれたら嫌だなー。自分が傷付くのが嫌で、どう言おうか迷っていた。


先生、時々眠れないんですが……

恐る恐る言ってみたら、「薬はだせない、出さないから僕は。市販ででてるようなのを(多分、ネル○ダみたいなやつのこと?)飲んで。」

「あ、ああ ああびっくりあーゆーのね?」

で、「そういうのは、ちゃんとしたお薬もらいたいのなら自分で心療内科とか行ってください」と。

「はあ。」


私そんなに頼っちゃいけないの?

癌になる原因ってストレスだと思ったからそういうところのフォローとかもあり だと思っていたけど

どうやら違うらしい。そんなに忙しいのか医者って。

紹介くらいしてくれるのかと思ったよ。


他の人のブログを読んでると私よりもっと痛くて辛そうなのに。


何甘えてんだろうって。


    仕事については医者はいつまで重いものを持ってはいけないとは言えないので、少しずつ徐々に自分で様子を見ながら動けと、いうことだ。そして、いつも「まだ、若いから」と言う。若くないけど、そんなにいつもお婆さんばかりを治療してるの?  

   考えすぎかもしれないけど、突き放されてる気がしている!

主治医の性格、言い方。どんだけ~。患者に合わせて医者ならもう少し、患者に寄り添ってほしいなと、思うの。


その後、胸に水が貯まっていたので、抜いた。

私「痛いですか?」主「痛くない。」 なぜなら胸の神経は切り取ってしまったから。注射針を刺したらホントに痛くなかった。薄い血が100mlほど出た。どうりで、切ったはずなのに胸が膨らんできたと思ったよ。それとも肉が下に落ちてきたのか。

 主治医は 浸出液が体に吸収していくんだけどまだ、半分はされないと説明。

術後から約3週間。傷のテープは剥がしていい。お風呂も湯船に浸かっていいと許可がでた。これで、リラックスして、眠れるかな。


 リハビリが診察の後、予約がはいっていた。一通りのことを調べて「 はい、今日で卒業です。また、動かなくなったりしたら先生に相談してきてください。リハビリのやり方の紙を見て家で一日一回やってくださいね」と、私の娘くらいのPTにお礼を言って帰った。主治医と比べちゃいけないがニヤリ、おっとりした優しい方で、私の言葉を一言も聞き逃さないように耳を傾けてくれて、さっきの不安が大分、消えて   診察後でよかったわぁニコニコニコニコニコニコ 。

雨、やむどころかザーザー降っていた。



実家のそばで、散歩していたらロバさんの散歩にでくわした