サンプル百貨店 第31回 RSP in 東京のレポです
関東東北大震災があってから、
テレビのCMで1日に何回も観るCM
その中でも『子宮頸がん』という病名
女性だけでなく男性でも覚えた病名ではないでしょうか
先日のRSPでキアゲン
から聞いたのは、
その『子宮頸がん』についてのお話でした
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子宮頸がんはどこの病気
20~30代に急増中の子宮がん
その子宮がんには2つの種類があります
子宮の奥(体部)にできる『子宮体がん』
子宮の入り口(頸部)にできる『子宮頸がん』
しかし、この2つは原因もなりやすい年齢も、進行の仕方も全く違う病気
特にこの子宮頸がんは若い女性でもかかる可能性が高いがんです
子宮頸がんは、ほとんどの場合は初期には自覚症状がありません
不正出血や下腹部の痛みなどがあった場合は
進行している場合も少なくないのです
細胞診とHPV(ヒトパピローマウィルス)検査を同時に行うことで
子宮頸がんだけでなく、がんになる前の状態(異形成)を
ほぼ100%発見することが可能になります
検査方法は、子宮の入り口(子宮頸部)を
綿棒のような物で細胞を軽くこすりとります
痛みはほとんどありません
そして、採取した細胞で、
細胞診とHPV検査の両方のチェックをします
子宮頸がんの原因は
子宮頸がんは、原因がはっきりわかっているがんです
HPV(ヒトパピローマウィルス)というウィルスが引き起こすのです
このHPVは、一度でも性交渉の経験のある女性なら
回数・期間・人数にかかわらず、誰でも感染の可能性があります
しかし、感染しても自覚症状はほとんどありません
HPVには100種類以上のタイプがあり
その原因となるのは「高リスク型」と呼ばれるごく一部のタイプです
中でも16型と18型は約70%をしめます
感染からがん発病までは平均10年
ほとんどの女性が、一生に一度はHPVに感染するといわれます
そのうち10人に9人は、免疫力でウィルスを追い出すため
1~2年で自然にHPVウィルスが消えます
しかし、まれに感染した状況が長く続いて、
細胞が変化を起こすことがあります(異型性)
異型性になってからも、多くは免疫力で自然に正常に戻るのですが
中には進行して感染から約10年かけてがん細胞に変化してしまうこともあります
子宮頸がんはワクチンだけで防げるのか
残念ながら100%予防することはできません
HPV感染経験のない11~14歳の女児に接種することが最も効果的ですが
45歳までの成人女性にも有効です
20代では、HPV感染は一時的であることも多いため、細胞診がおすすめ
30代以上は、病変の見逃しがほとんどない細胞診とHPV検査の併用がおすすめ
毎年3月1日~8日は「女性の健康週間」です
過去に何度か会社の健康診断で受けたことはあります
だけど、自分で受診をするとなると婦人科は
やっぱり恥ずかしいっていうのがあって
なかなか受診する決意が湧かないのが本音です
でも、見えない部分の病気は、症状が出てからでは遅い・・・
自分の為にも、家族の為にも
子宮頸がん検診
これからしっかり受けようと思いました
第31回 RSP in 東京
キアゲン
子宮頸がん予防啓発