「広開土太王」にみる韓国人の歴史コンプレックス | 三毛猫の膵臓癌から逃避したいブログ 

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2013年11月 膵癌の診断 47歳男 人生絶望 なにもやる気しない 座して死を待つのみ 俺はどうしたらいいんだ! 誰か助けてくれ!

ツタヤでDVDを借りて、こつこつ視ている。

92話中、ようやく48話まできた。長げーな。やっと半分ぐらい。

かねてから太子タムドクと対立していた国相(総理大臣)のケヨンスが謀反を起こした。

タムドクは謀反を鎮圧し、先王の譲位をうけ、即位した。(広開土太王誕生)

ケヨンスはさらし首になっちゃった。

「大犯罪人 介延珠」と書いてあった。えっ、そんなつづりだったのか。 

劇中、タムドクは、何度も次のような台詞をはく。

・民(たみ)のために政治をする。

・国法に則り厳正に対処する。

・他国から侵略されない強い高句麗をつくる。

・どの国からも軽んじられない高句麗にする。

耳にたこができるほど聞き飽きたから、さっさと話をすすめてくれ。 

スローガンというのは、だいたい本当の逆である。  

安全が第二になりがちだから、安全第一なのである。

朝鮮史も本当は逆である。

・民は虐げられていたんだろうね。

・法を無視した恣意的な政治が行われた。(戦後の大統領の強権ぶり、腐敗ぶりみても今もおなじ)

・中華帝国や日本の属国になってきた

先日、今城塚古墳(継体天皇陵)に行っておもったのだが、聖徳太子の17条憲法の第一条

「和をもって尊しとなす」

も逆で、あのころ、権力闘争で殺し合いばかりしてたんだろうね。

中国の史書に、倭国の王、武として登場する雄略天皇は、ライバルの王族を殺しまくったので、仁徳天皇の系列は跡継ぎがいなくなってしまう。

仁徳天皇の父、応神天皇から数えて5世孫がつれてこられて継体天皇として即位したようである

聖徳太子は、継体天皇のひ孫の代にあたる。政争の殺し合いにこりごりしてたのだろう

ちなみに、このころ、倭国は朝鮮半島に何度も攻め込み、新羅や高句麗と戦っている。

執拗に新羅を攻めているが、何があったんだろうね。

一方、百済とは同盟国

雄略天皇は宋に朝貢して、「使持節、都監倭・新羅・任那・加羅・秦韓・慕韓六国諸軍事、安東大将軍・倭国王」の位をもらっている。

倭国が朝鮮半島で軍事行政権を持っていたことがわかる。

広開土太王ががんばったけど、結局、高句麗は668年に滅亡するのだが。諸行無常。

ちなみに、韓国海軍に駆逐艦「広開土大王級」 というのがある。韓国人の誇りなんだろうね。ちなみに、兵器的には、艦体に対して上部構造物が多すぎてトップヘビーになりバランスが悪く、設計思想としては失敗だったらしいけど。