洋書001 「Skyjack!」 | English Journey 〜 学びの手帖

English Journey 〜 学びの手帖

こんにちは。Sayuです。
英語学習の道のりはとても遅いものの、その過程で楽しさを見つけて、毎日楽しんでいます。このブログでは、学んだこと感じたことを共有し、他の語学学習者さんたちと繋がりができればいいなと思っています。どうぞよろしくお願いします。

昨年から、とりあえず始めてみた洋書
興味のあるストーリーで、なおかつ自分のレベルに合った本を見つけるのって難しいですね。
何度か挫折していますが、hanaso部のTamAkiさんの洋書記事が楽しそうで(特に累計価格の記載!)、私ももう一度やり直したいと思いましたウインク


洋書の目的は、ある程度の早さで英文を目で追うことによってリズムをつかんだり、英文のまま理解できるようになったらいいなぁ、というものでしたが、
もう、そんなことは考えずに、普通に読書を楽しむことにします。
「辞書は引かない」とか「いちいち日本語変換しない」「返り読みはしない」とかそんなルールも無視して、好きなように読ませてもらいますニヤリ


今回読んだ本

「Skyjack!」
Tim Vicary(著)
Oxford Bookworms Library, Stage 3 (1000 headwords)
計54ページ
価格 772円
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タイトル通り、ハイジャックの話です。
薄い本でしたので、2回読みました。

1回目は、ざっくりと ストーリーについて行くことだけを目標に。
とても読みやすい英文でした。難しい文法はないし、知らない単語はいくつもありましたが、挿絵から判断できたり、わからないままでもストーリーに影響するようなものではありませんでした。

2回目は、わからなかった単語を調べたり、真似したい言い方を見つけたり、自分にこのような文が作れるだろうか?などと考えながら読みました。

レビュー
(内容を知りたくない方はここは読まないで!)
ハイジャッカー達は、投獄されている仲間の開放を、某小国の女性首相に要求します。
実は首相のダンナさんがハイジャックされた飛行機の乗客でもあったり、冒頭にそのダンナさんコーヒーを提供していた若くてかわいいCAさんが実は犯人一味だったり、事件が解決したあと、最後に軽いオチがあったり、楽しめる内容でした。
女性首相なので犯人一味に多少なめられていたり、小国なためか 大国(米・英)の大使がやってきて自分達が解決する!しゃしゃり出てきますが、私たちの国は私たちで守ります!と毅然と断わります。事件は、彼女らしいアイディアで解決するのかと思ったけれど、結果的にはそれほどの活躍が見られなかったのが残念でした。
全体としては、映像が思い浮かぶような臨場感もありますし、最後まで飽きることなく読めました。



2度目に読んで勉強したことを書いておきます。
air hostess:CAさんのことは英語ではflight attendantというのが一般的だと聞いたことがありますが、ここではair hostessと書いてありました。

It’s near the front of the plane. (5):座席の場所を聞かれてCAさんがこう答えた。in front of the planeって「飛行機の前に」じゃないの?と思ってよくみたら、the front of だった。「この飛行機の前方(の席)ですよ。」

handcuff:手錠、手錠をかける 動詞でも名詞でも使われていた。

kneelひざまづく(過去形はknelt

land (5):着陸する
自分だったらarrive atを使うかな、と思いましたが、ハイジャックされた飛行機が行先変更して別の飛行場に着陸するという内容だったので、やはり「到着」ではなく「着陸」が適切ですね。

ambassador:(外国に駐在する)大使
アンバサダーホテルとか、ネスカフェアンバサダーは、どうやら「親善大使・広報大使」的な意味なようです。

embassy大使館

colonel大佐

be set free (11,15,43):自由の身となる、釈放される
他にも同様の意味で、liberate や go freeが使われていました。

tear-tore-torn (13):~を(わざと)引き裂く
首相のダンナさんだとばれないように、お付きの警官がダンナさんのパスポートをコーヒーに浸して小さくちぎっているという内容で出てきました。When the passport was very wet, he tore it slowly into little pieces.

groan /gróun/ (8):うなるような音を立てる、うめく、不平を言う、不満の声を上げる
真夜中に事件を知らせる電話が鳴った時、嫌いな米英大使が面会に来たと聞いた時など、女性首相は何度もグロウンしていました。

look important (14):大きな顔をする、えらそうな顔つきをする
He was a very tall man and he looked very important in his uniform. Helen didn’t like him much.
えらそうにしている人は、空港警察のチーフのこと。

Give me the facts. How many people are on it? (14) :状況を把握しようと首相が関係者に尋ねるセリフ。Tell meじゃなくてGive me なんだ~と思っていたすぐ後に、Tell me about the hijackers. What do they want?とtell meも登場。

stare(ステア):~をじっと見る
首相は何度も飛行機をステアしてました。

deal with (24):解決しようとする
Prime Minister, let my men deal with this problem. ついに乗客の一人が殺されて、うろたえる大統領に対して、カーター大佐(後に活躍する)からの申し出。my menとは自分が指揮する部隊のことだと思う。
deal(扱う、対処する、分け与える、トランプを配る)は意味が多いので覚えにくいのです。

binoculars (23):双眼鏡

obey(オゥベイ)(26):~に従う、(人)の言うことに従う(を聞く)
You must obey my orders.

fire (27):発砲する

lean(リーン)(27):~にもたれる、よりかかる

fall on (27):~の上にかかる、~に向かって行く、~を襲う
Harald fell on top of them and he tried take one of the guns, but・・・
乗客の一人Harald(実は警官)の勇気ある反撃シーン。(でも失敗)

hairy chest (30):毛むくじゃらの

take apart (31):(機器などを)分解する、ばらばらにする
1回目はtake partと読み違えていて意味がわからなかった。
They’ll just take that goddam plane apart.
アメリカ大使が「自分達の軍を使えばあんな飛行機バラバラにしてやるよ。」というセリフ。goddamはスラングで、ここにでてきたアメリカ大使は小太りで毛むくじゃらで声が大きいから好きじゃないと書いてあり、あまり紳士的ではない模様。

Show him in. (33):彼を(部屋に)招きいれてちょうだい。

Best of all, (39):特に、とりわけ

Where the hell are they?:彼らは一体どこにいるのか?
What the hell is this? これは一体なんだ?などthe hellを入れて感情の高ぶりを表現。

fist (39):名)にぎりこぶし 動)げんこつで殴る

get someone on the radio無線で(人)と連絡をとる

stand back from the door (45):ドアから離れて立つ

one after another (48):次から次へと、相次いで
The door of the plane was open and people were coming down the steps one after another.
大半の人質は解放されて飛行機から降りてくる様子。

grenade(グレネイド)(48):手榴弾




こう書いてみると、私はつくづく多読に向いてないですねキョロキョロ
まだ多読できるほどのスキルがないからかもしれません。

それともうひとつ、ペーパーバック版Kindle版にしようか迷いました。
どちらもそれぞれ長所・短所がありますから。
今のところは、ペーパーバックでいこうと思います。
私は紙の匂いや質感を楽しむのが好きだし、洋書だけの本棚を作るのが夢なのですおねがいおねがい