①ゴールの高さと、そこまでのステップを知る
②おおまかなスケジュール
①ゴールの高さと、そこまでのステップを知る
公立中高一貫校のゴールは「合格」。
適性検査問題は、大人が解いても難しいです。
「ゴールが高すぎて、そこに子どもがたどり着ける気がしない。」
「せめて途中で到達すべきステップの高さを知りたい。」
悩む気持ちは分かります。
ゴールまでの道のりをステップに分けるとすると、ベネッセの「公立中高一貫校対策講座」が目安となります。
5年生講座と6年生講座とがあります。
都立中は、公立中高一貫校の中でも特にレベルが高いです。
(注:「都立中高一貫校」の略が「都立中」です。長くなるのでだいたい「都立中」と表記します。)
ゴールまで、山に例えると、こんな感じになります↓。注:個人の感想です。
ベネッセの「公立中高一貫校対策講座」はお勧めです
(回し者ではありませんのでリンクは貼りません)。
正確には、「考える力・プラス講座」という講座名だそうです。
それだと分かりにくいので、ここでは「公立中高一貫校対策講座」と書きます。
ベネッセの「公立中高一貫校対策講座」には、
5年生講座と6年生講座とがあります。
②大まかなスケジュール
上の図の各ステップをスケジュールに落とし込むと、以下の2パターンになります。
結論から言うと、以下の②-2がお勧めです。
②-1 ベネッセ通常スケジュール
通常は、
ベネッセの公立中高一貫講座の5年生講座を5年生のときに、
ベネッセの公立中高一貫講座の6年生講座の6年生のときに受講します。
②-2 先取りスケジュール(当ブログ推奨)
5年生のうちに、ベネッセの公立中高一貫校の5年生+6年生の受講を済ませてしまいます。
すると、
②-2のほうが、
水色部分の「公立中高一貫校過去問+対策」に
かけられる時間(横軸)が多くなり、
学習量も増える(縦軸)ことになります。
「公立中高一貫校対策講座」6年生の場合、1月号が最終になります。
1月号が届くのが12月(たぶん。ベネッセに確認してください)。
ベネッセの講座を終わらせた後で、過去問を解くスケジュールでは、受検までに間に合いません。
そこで、5年生のうちに、ベネッセの5、6年生の講座を修了してしまうのです(そのためには算数だけでも、4年生のうちに、6年生の学習範囲を終わらせてしまいます)。
6年生の4月から、志望校の過去問演習に取り組めます。
過去問に早く取り組めることは、大きなアドバンテージとなります。
過去問に取り組むことにより、弱点が判明します。時間に余裕があれば、市販の教材も使って、弱点を補強することができます。