公立中高一貫校の受かり方 内申④観察ノート2 | ミケコロ 公立中高一貫校 高2兄と中2弟 適性検査対策 都立中高一貫校

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同じ都立中高一貫校の高2と中2の兄弟の母。主に幼児教育から都立中高一貫高入試、大学受験に向けた記事を載せています。ビートルズ英語等のマニアック記事も有り。中堅国立大文系卒。こどもは凡人家系ですが、早期教育(主に算数)で引っ張りあげてきました。

①5年生1学期(悪い例)

②5年生2学期(良い例)

③すごいと思った観察ノート

 

 

担任の先生のお話を長男に伝えたら、観察ノートの出来が急激にアップしました。

 

 

①5年生1学期(悪い例)

 

 

↑絵も字もいい加減です。

 

 

↑行が余っています。

大きい字で埋めようと、ごまかしています。

 

 

 

②5年生2学期(良い例)

 

 

↑絵も字も丁寧になっています。

(よく見ると最後に1行追加しています。)

 

 

↑とにかく埋めよう、自分で考えたことを盛り込もう、という意欲が見られます。

 

以前がひどかった分、目に見えて、意欲がアップした印象を受けます。

 

 

ところが、1学期で「できる」が付いてしまった場合、学年トータルの評価を覆すのは難しいんですよね。

 

2学期「よくできる」、3学期「よくできる」でも、学年トータルの評価は「できる」でしたえーん

 

この反省を踏まえて、6年生1学期からは、本気で取り組むようになりました。

 

 

以下、良い例の観察ノートの文言を書き抜きます。

 

 

 

 

前回よりも少しだけ成長した。前回緑色だった部分が、黄色や茶色になっていた。青いネットが外されていた。前回は稲にバッタがいた。Yさんが手作業で稲かりをしていたとき、一束かるのに、約1秒かかった。昔の人は、広い田んぼを手で作業して大変だったから、機械で作業できるようになって楽になったと思う。青いネットが外されたのは、稲かりをするという理由と、冬に近づいて稲を食べる虫や鳥が減ったからだと思う。東京でも、稲を育てられることが分かったけれど、新潟県や北海道の方が、集かく量が多い理由は、田んぼの数が多いからだと思う。稲の米の部分をはさみで切るとき、時間がかかったことから、機械でできるようになり、とても楽になったことが分かった。

 

 

重複した文があるものの、とても良くなりました。

 

・自分で見つけたことを書く(教科書には書いていないことを含む)

・前回はどうで、今回はどうなったか、違いを書く

・客観的に比較できるものがあれば書く

・今後どうなるか予想する

・自分で考えたこと(理由も盛り込んで)を書く

・丁寧な字で書く

・枠をめいいっぱい埋める

 

 

③すごいと思った観察ノート

 

観察ノートの雛形がこれ↓だとします。

 

 

行間隔が広めです。

 

これを、行を追加して書いた子がいました。

 

こんな感じです↓

 

 

行を追加し、びっしり書き込んでいました。

 

その子は、私立大付属中に行きましたが、やはり賢い子でした

(都立中受検したかは不明)。

 

小学生といえば、課題をいい加減にする子も多いので、

頑張ればすぐ、先生に分かってもらえます。