都立中の適性検査問題は、大人でも難しいです。
塾に丸投げしていまうと、
「なんで成績が上がらないのだろう」
とやきもきしてしまいます。
私立中入試対策よりも、公立中高一貫校入試対策のほうが、ゴールが見えにくいのです。
親が適性検査の過去問を解き、お子さんの解答を添削できるようになれば、どこがゴールか見えてきます。
全体像が見えていれば、お子さんが、亀のような歩みでも、少しずつ成長しているのが分かります。
成長しているのが分かれば、例え模試で点数が取れなくても、イライラするのが減ります。
お子さんと一緒に解いてみて、
「これはお母さんでも難しかった。」
「これは正答率が低いって、金本(e塾の過去問)にも書いてあったから、できなくても仕方ないよ!」
「この虫ってこういう性質があるなんて知らなかった!Youtubeでもっと見てみよう!」
と、お子さんと感じたこと、学んだことを共有しましょう。
小6だと11歳か12歳。
親が真剣に向き合うこと自体が、お子さんに取って嬉しいことかもしれません。
我が家にとって、適性検査問題に取り組むことは、親子のコミュニケーションの一つとなりました。