祝いの本番

16日に相方が50歳になった。
出会った頃は、38歳だった。
毎日見てるから、あんま激しい劣化は感じないが…昔の写真を比べると肥大が進んでいて貫禄さえ感じる。

そんな訳で、日曜日に母と相方のお祝いを。
母に関しては、どんなけ祝うんだ？って感じだが…お祝いは楽しい。

前々から予約していた、ホテルノボテルへ。
母も相方も、そのホテル何？って感じだがったが…ホテルアーサー札幌じゃん！と言えば、あ～はいはい！

目的のレストランは２５階になりまーす。

エレベーター降りたら、腹に手を当ててお辞儀をする立派そうな方に家族で頭を下げる。
ここは、偉そうに会釈で良かっただろうに慣れていないって面白い。

夜景がボーンと見えてて、母のテンションが一気に上がった。

母「やだぁー、綺麗よぉ～」

席に案内してくれる、先程の立派な方が「お誕生日とお聞きしていますので、お食事のお席も良い席をご用意しております」と微笑み、母のテンションはウナギのぼり。
ツルツルだ！

まず、お飲み物は何かご用意しましょうか？とソムリエの方がにじり寄ってきた。

「食べログのクーポンがあります！」と、場にそぐわない発言に家族は白目。

グラスシャンパーニュをご用意いたしますねーと場をまとめてくれた。

前菜和牛のローストビーフ

サーモンマリネのなんちゃら

この辺りで、母の苦手のシャンパンを奪い取る。
母は、ホッとして大好きな赤ワインを。

んで、お次。
エスカルゴの小壺焼き
パンに乗せるとさらに美味しいですよーと言われて、ハイハイと従う。
うまぁー
相方が、エスカルゴ苦手ーと訴えるので皿を取り替える。

この辺りで、ソムリエが飲み物リストを持って忍び寄る。
手にしてパラパラと。
正直ワインなんか分かんないからさー。
ハッキリと分かるのは、赤より白が好きって事ね。
それより、泡ものが好きってことね。

パラパラと泡もの探すが、シャンパンしかない。
シャンパンは、お高くて…。

てか、ワイン高いぃぃぃ
64万のワインって誰飲むの？

お値段の安めのものを選んだら、相手は予算がわかったようで酸味がキツイけど大丈夫ですか？と聞いてくれた。
酸味のないものが良いと伝えると、ではコチラが良いと思いますよと微笑んでいるので、私も頷きながら微笑む。

テイスティングを！と言われた相方だが、聞こえないフリをしている。
仕方がないので、私が。

ウマーーーイ！

これが