被害者のYさんのお店には私一人で何回か行き ケガの状態やら今までのお店の経営状態やらを聞いた。
お店はYさんが一人でやっていて他のアルバイト等の人件費は発生しないと聞いて ちょっと安心。
Yさんはお客さんが「おばちゃん、焼き鳥ちょうだい!」「はいよ!ちょっと待っててねー!ビールは自分で出してね!」
という会話が想像できそうなくらいフレンドリーで加害者の親である私とも世間話をしてくれるような人。
こんなことがなければ 私もお客さんとして焼き鳥を食べに来たかったわ。
もちろん 事故の補償の話は ちゃんと話し合ったけど 何度目かの訪問の時 次回はYさんの息子さんも同席すると聞いて緊張が走った。
Yさんはフレンドリーな人だけど 息子さんは?
親がケガを負わせられて店を休まなきゃならないようにさせられたのだから 何を言われるか・・・。
もしかしたら いろいろな経費を上乗せさせられるかもしれない。
それも覚悟しておかなきゃ!といろいろなシチュエーションを想像していたのだけれど 息子さんはきちんとした人で店の帳簿も持ってきてくれて 一日の売り上げとかいろいろ説明をしてくれた。
ヘンな想像をして申し訳なかったなぁと反省。
そして 休んだ日数とか治療費とか いろいろ私の目の前でちゃんと計算しくれて 補償の金額を提示してくれた。
それは 我が家でも支払える金額で ホッと胸をなでおろし 後日 息子と夫と3人で支払いに行き 息子の自転車事故は終わった。
本当にYさんも息子さんも普通のいい方々でよかった。
実は この数年後に義父がコンビニで接触事故を起こし その相手が・・・所謂 ガラの悪い人・・・で 事故を起こした夜に「これから先輩と一緒にそっちに行くからよ! 金を用意して待ってろよ!」みたいなことを言ってくる人だったんですよ。
それは もちろん 保険会社の人が間に入ってくれる事案だったため すぐに保険屋さんに連絡して 何事もなく終わったんだけど 結局 相手が金額に納得せず 一年くらいもめたらしい。
「もめたらしい」 というのは それ以降は保険屋さんに 我々は一切相手と会わないでくれ と言われていたため保険屋さんからの時々かかってくる連絡で知るぐらいだったのでね。
この義父の事故なんて ほんのちょっとゴツンとぶつかっただけだったのにね。
そういえば 息子の自転車事故のすべてが終わつた後 すぐに夫が鼠経ヘルニアで10日間入院手術したのを思い出した。
我が家から とても行きにくい場所の病院まで 私は毎日のように通って大変だったんだけど こんなこと忘れちゃうくらい大したことないと思ってしまうくらいいろいろあった我が家なので 『怒涛の4年間』には入れずスルーします。
