自分で歩けなくなって私が押す車椅子で検査室を回るうちに検査室前で待つ時間、座って待つことが辛いと訴えだした息子。
ちょうど昼休みの時間帯だったので、空いている待合室の長椅子で横になったりして、何とか検査を終えることが出来たけれど、その後の診察まで、またまた長く待たされ、息子はついに車椅子に座っていられなくなり、診察室横のベッドを借りた。
「座っていられない。」というのはどういう状態なのか・・・息子が言うには「全身が床に引っ張られる、重力に逆らえないっていう感じ。」だそうで、生まれて初めて「地球には重力があるんだなぁ。」と思ったそうです。
ベッドに横になってからも肩から首のコリのような痛みはさらに酷くなる一方のようで、息子が看護師さんに「何とかしてください!痛み止めをください!誰かマッサージが出来る人を手配してください!」と訴えても、先生に聞かないと薬は出せないと言われ、先生を待つことに。
しかし、やっとのことで会えた先生も今は痛み止めは出せないと言う。
なぜ?
何で?
どうして!?
それは、まだ原因がつかめず病名を確定できてないから、今、薬を使っていろいろな症状を抑えてしまうと正確な診断の妨げになってしまう、ということらしい。
確かにね、そういうことなら仕方ないけど、やっとの思いで病院に来たのに痛みも辛さもとってもらえず、そのまま我慢するしかない本人は可哀相だったわ