一回目のギランバレー症候群 3 | 「これでもか!」に「負けるもんか!!」

「これでもか!」に「負けるもんか!!」

これでもか!これでもか!と私の身の回りに起こる出来事。大変なことや辛いことばっかりだけど、おかげで色々な経験をしました。せっかくなので記録に残しておきます。

小学校6年の1月末、息子の症状は歩行器や手すりに掴まれば何とか歩けるところまで回復。



ここまで回復していれば、このまま病院にいるより家に帰って普通の生活をして、学校に通う方がリハビリになるでしょうと先生に言われた。



確かに息子が入院していた病院は小児病院だったので回りは小さい子ばかりで遊び相手もなかなか居ないし、食事もベッドに運ばれて来るし、何か必要なものがあっても看護師さんに言えば持ってきてもらえる。



病院では『リハビリ』の時間を作ってリハビリをしていたけれど、家に帰ればお風呂に入ることもトイレに行くことも大変だけれど、でも、それが自然と『リハビリ』になる。



事実、退院した日に2世帯住宅の2階に上がらなければならず、私が上から腕を引っ張り、義父と義母が下からお尻や背中を押して1段1段、階段を昇らせてやっとのことで2階の自分の部屋に辿り着くというハードな『リハビリ』から息子の退院後の生活が始まった。



私は息子の性格上、家に帰っても私に頼りっきりになるのじゃないかと心配したけれど、そんな心配は全く無用なもので、それは息子に対してとても失礼だったごめん



息子は何でも自分でやろうとし、手を出そうとする私を怒り、一日も早く歩けるように、学校に行けるようにと頑張ったえ゛!





その息子の頑張りは目に見えて成果が上がり、退院して2週間で登校できるまでになった偉い