ここのところ入院中の息子の問題でバタバタしていて、なかなかブログを書くことが出来なかった。
やっと一息かな・・・いや、まだ、わからんぞ(笑)。
実は息子は自力で排尿が出来ず、お腹に穴を開け管を膀胱に入れ、そこから尿を出すという「膀胱ろう」にしている。(←膀胱ろうにリンクを貼ろうと思ったけれど、かなり生々しいのでやめました)
その管交換を定期的にしなくてはならないのだけれど、それが痛くて我慢できないと言う。
息子は『痛み』に非常に弱く、非常にというより異常に弱く、痛みを伴う処置の時はいつも時間がかかる。
子供じゃないんだから!と思うけど、子供じゃないから余計に始末が悪い。
でも、今回、どうしても管交換の痛みが我慢できないのは「一生、この膀胱ろうと付き合っていかなきゃならない。」と先生に言われてしまったから。
息子は「膀胱ろうはいずれ取れると思ってたから、今まで痛いのも我慢できたけど、一生、取れないって言われたら我慢する心が折れちゃった。」と言う。
確かにね~~、そうよね~~、心も折れちゃうわよね~~。
わかるけど、管を交換しないことには感染症を起こして命の危険もある。
それを説得するのに今回、大騒ぎ。
もちろん、息子だってそんなことはわかってる。
わかってはいるのだけれど、つまりは今の自分を受け入れられないのだ。
膀胱ろうをつけていなければ生きてゆけない自分を受け入れられずにもがいてる。
でも、昨日、「管交換はどうしてもしなくちゃならないんだから、この病院にいる間は大人しく交換してもらおうと思う。」と、期間限定ではあるものの、一応、結論は出たらしい。
さてさて、今週金曜の管交換はすんなり終了することが出来るのでしょうか?
今日は息子の23回目の誕生日。
2年続けて息子の誕生日を病院で祝うことになるとは思いもしなかったな・・・。