遠縁を調べる | 始めのはじめは一(ハジメ)なり

始めのはじめは一(ハジメ)なり

先祖・家系調査の具体的な方法をご紹介します。
大好きな新選組隊士・斎藤一を調べていたら
自分の先祖に関係があった!
そして知った先祖とは、なんと明智光秀だった!
そこから広がる史実と閨閥の世界。

家系調査を進めるために、親戚や遠縁に話を

聞くのはもちろん有効な方法です。



戸籍を集めていくと、それまで知らなかった

親戚の名前が載っていることがあります。



その会ったこともない、今まで存在さえ知らなかった

親戚が、もしかすると先祖に関して重要な情報を

持っているかもしれません。




わたしの場合、父方の直系の先祖の氏名、

その兄弟姉妹の氏名、兄弟姉妹たちの配偶者や

子供、配偶者の両親の名などを

知ることができました。




三宅家に嫁いできた女性たちがどこから

嫁いできたのか。


これは自分の家の家系調査とは少し離れるのでは

ないかという気がしますが、実はとても

重要なことでした。



昔の日本では家系を絶やさず家を守るということが
何よりも大事にされていたので、一族婚、血族婚を

繰り返していた家がたくさんありました。
どこでどう繋がっているのかを探るのは

とても重要です。






わたしが家系調査を始めた当時、パソコンで全国の

電話帳を検索できる環境にあったので、除籍謄本に

出てくる名前を検索してみました。

すると、父の本籍地のある村で、同じ三宅姓の

お宅が何件かヒットしました。


同じ村の同じ名字。

これは親戚の可能性があると考え、電話帳に

掲載されていた住所に手紙で問い合わせて

みました。

するとご丁寧な返信があり、やはり遠縁で

あったことがわかりました。



見ず知らずの、赤の他人と変わらないような関係の

遠縁ですが、勇気を出して問い合わせてみて

良かったと思いました。



でもいきなり知らない人間から家系のことなどを

訊ねられたりしたら、気持ちが悪いですよね。
ですから、手紙を出す時には丁重に、文面には

気を配りました。






三宅家に嫁いできた女性の旧姓と同じ名の会社が

あるのを電話帳で見つけたこともあります。


問い合わせてみると、その会社の経営者一族の
分家の家の女性が、三宅家に嫁いでいたことが

わかりました。


その会社というのは手延べ素麺製造業で、
ラッキーなことに、社長が家系を調べて詳しい

家系図を作っておられて、会社の一角に飾ってある

という会社でした。
すぐに家系図の写真を送ってくださいました。

お礼のかわりに素麺を注文しました。
とっても美味でした。

後日BSの旅行番組でその会社が映っているのを

見て、行ったこともないのに懐かしい気持ちに

なりました。





そうやって調査を続けていくなかで、

会ったこともない遠縁からとても重要な情報を

知らされました。




それは島原の教育委員会からもらっていた情報、

「島原で一番大きな病院」のことです。



そのM病院はやはりうちの遠縁であることが

わかりました。



M病院は今から20年ほど前に院長が

急死したため閉鎖となったのですが、

今は亡きその院長に導かれるように、

わたしの先祖探しの旅は

さらに進んでいくことになりました。




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