シリーズものが中途半端になっているこの時期に、一昨日から、体調を崩して緊急入院しています。退院まで約2週間かかる…と言われていますが、なんかすごく重賞だったんだな…と今更ながらに思います。

そんなわけで、しばらく休載となりますが、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。m(_ _)m


MikeNeko

台風の影響で、ようやく気温が下がって、雨さえ気にしなければ、比較的過ごしやすい気温になっています。このまま秋に…は、そう簡単に移行してくれそうにないようですね。この週末は、軒並み35℃以上の猛暑日予報が出ているようです。残暑…などと風流なことの言える9月は、どこに行ったのだろう?

さぁ、参考にしている人がいるかどうかはよくわかりませんが、『過去問』に関するあれやこれやの第四回です。

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問題傾向に慣れる

以前の記事でも触れましたが、瓜兄(息子)が受験した学校は4校でした。(※ 前受けを除く)

 

第一志望: A チャレンジ校

第二志望: B 適正校

第三志望: C 安全校

第四志望: D 押さえ校

 

このうち、第一志望のAは、まぁ、それはそれは、“とっても有名な学校”だったので、問題傾向に慣れる…って言っても、それなりに今まででも、触れてきましたよね…という感じで、わざわざ問題傾向に慣れる必要性などなかったんですよね。でも、第二志望以下の学校の入試問題は…どんな傾向があるのかを知りませんでした。

しかし、関西地方では、幸いとんでもなく個性的な出題傾向のある学校が少ないというのもあり、正直言って、過去問の大きな目的でもある『問題傾向に慣れる』ということは、瓜兄に対しては、あまり意識していませんでした。

 

ある意味、第一志望のAこそが、とんでもなく個性的な出題傾向のある学校そのものだ…とも言えます。爆笑

 

変化に弱くなる?

上述のように、瓜兄に対しては、問題傾向をほぼ意識しない形で『過去問』をやっていました。そのおかげなんだと思います。第一志望校であるAでは、今年ちょっとした波乱が起きましたが、瓜兄はほぼ影響を受けなかったのでした。

Aは、国語の問題で、ここ10年 「物語文」を出題していなかったので、多くの塾の指導で、「物語文は出ないと思って大丈夫です」と言われていたと思います。それが…今年のAの国語 2日目…なんと、「物語文」が出たのでした。しかもちょっと恋心を漂わせるような話が出たのです。(設問には、この「恋心系」の心情は、何の関係もなかったですが…)

それだけが原因というわけでもないですが、ここ5年で国語の合格者平均点が、最低になりました。

 ↑A校公式HPより抜粋

 

数値的には、大して差は出ていませんが、おそらく今までと合格者の中身が変わった可能性を否定できません。「物語文」を苦手としている受験生にとって、不利になった可能性があるし、「出ない」と思っていたのが、本番に出てくるショックは、大きいものがあると思います。まぁ、幸い2日目の国語は算数の後だったので、影響はそこまで大きくなかったかもしれませんが…。

 

志望校の過去問から、『問題傾向に慣れる』ことを主眼に過去問を進めてしまうと、このように変化に弱くなる可能性があることも、少し頭の片隅に置いておくと良いかもしれません。…ま、そんなに頻繁に起こる話ではないですがね…。凝視

 

シリーズが長くなってしまっていますが、次回は「初見問題になれるため」について、記していきたいと思います。

MikeNeko

「過去問」…受験生なら必ずと言っていいほど、受験校の過去問をやっているものなんでしょう。当たり前のことしか書いていない為か、あまり一般受けする内容ではないのかもしれませんね。魂が抜ける まぁ、でも…続けますよ。物申す

というわけで、『過去問』に関するあれやこれやの第三回です。

↓第一回と第二回はこちらからどうぞ

 

 

 

 

問題用紙に慣れる

過去問の本…皆さん買いましたか? なにやら人気校の過去問は、秋ごろになると売り切れることもあるそうな…。

さて、その過去問本…そんなに出版社があるわけではないですが、基本的に B5サイズで製本されています。

↑こんな感じですね。

 

ですが…すべての学校の入試問題が、B5サイズで作られているわけはありません。製本の段階で、B5サイズに収まるように編集されて、このサイズでできています。

つまり、この学校を実際に受験した場合、全く違うフォーマットで問題や解答用紙が、作られているわけです。入試当日に初めて見て触る…なんていう受験生も、かなりいると思います。

  • B4サイズ 片面
  • B4サイズ 両面
  • B4サイズ2つ折りのB5冊子
  • A4サイズ 片面
  • A4サイズ 両面
  • A3サイズ2つ折りのA4冊子

いろいろありますね。また、問題用紙と解答用紙では違うというパターンもあります。

瓜兄…そこまで繊細な神経ではないと思っていましたが、やはり備えられるのであれば、転ばぬ先の杖です。受験校の問題印刷サイズを調べ…(四谷大塚の過去問データベースとか、赤本の原紙サイズへのコピー情報等々で、情報を収集しましょう)その形式にコピーして、毎回用意して渡していました。

そのため、買った過去問本は即裁断し、↑のように、年度別にクリアフォルダに入れて、コピーしやすいように保管していました。kinko's とかで、¥2,000ぐらいで裁断してくれますよ。電子レンジでのりを溶かすという方法もあるようですが…私は、外注しちゃいました。ニコニコ

 

なお、ここで後悔していることがあります。

 

A3対応プリンターを
買っておけばよかったこと

 

私は、一般的な家庭用のA4インクジェット複合機しか持っていませんでした。そのため、全4校の過去問をやるのに、毎回コンビニへ行って、B4等にコピーしていたのですよ。お金的には、まぁ、A3対応プリンターを買えるまではかかっていないと思いますが、手間と精神的な負担がね…わざわざコンビニまで行って、邪魔にならない程度の時間、コピー機を占有して…気を使うって…ネガティブ

 

この辺は、各ご家庭の考え方で、問題ないと思いますが、まぁ、あると便利だったなぁ…と今でも思う、A3対応プリンターなのでした。

 

さて、こんな感じで、次回は「問題傾向に慣れる」の話をしていきたいと思います。

MikeNeko