カウンセラーの菅谷みかです
何となく日常で上手くいかないことが続くと
あ〜、わたしは何をやっても上手くいかないな。とか、ネガティブな気分になってしまいますよね。
何かのきっかけで心が曇り空になると、親のことを思い出したりしませんか?
そう「毒親」のことです。
わたしの親は「毒親」だ。
わたしの親は「毒親」だった。
そう頭で思い浮かべたとき
あなたは、どのような気持ちになっていますか?
わたしは、腹の底から怒りが湧き上がってきたり
悔しくて悲しくて、このまま消えてしまいたいようなキモチになっていました。
こんなことを何十年、続けてきたでしょうか・・・。
父も母も、わたしのことを見捨て
褒められた記憶は一度もなく、離れて暮らしているにも関わらず、参観日や運動会も見にこない、たまに会っても「何をやさせても続かない」「計画性がない」
いじめられた時、死にたいと訴えたら「死にたいなら死ねばいい」。
こんな母親、何のためにいるの?
大人になってからも、憎しみや怒り悔しさや悲しさ
惨めな気持ちが後から後から溢れ出してきて。
わたしは、何のために生まれてきたのか。
わたしは、生まれてきてはいけなかった存在。
望まれて祝福されて生まれてきたのではない。
幾度、こう思ってきたでしょうか。
今、「毒親」と言う言葉がネットでも書店でもテレビでも頻繁に現れるようになりました。
わたしもブログタイトルにつけました。
(毒親と言う言葉に苦しめられている人に見つけてもらいやすいように)
じぶんの親を毒親だと思うと
絶え間なく、頭の中で、心の中で、あなたはずっと苦しみます。
あんなことされた。
こんなこと言われた。
あんなことしてもらったことない。
こんなこと言われたことがない。
「毒親」と言うフレーズを使うたび
「毒親」を思い出すたび
その苦しい記憶の再生ボタンを自動的に押してしまうのです。
親を許そうとか、そんな話ではないのです。
ただ、そのフレーズをやめてみてください。
そのフレーズを使うことで、あなたの『インナーチャイルド』は、本当の気持ちを言えなくなります。
チャイルドは知っています。
あなたが、その親のことを大好きだったことを。
今、たとえ絶対にそんなことはない!と思っていても
チャイルドは知っています。真実を。
8年前に大阪でブロック解消講座に参加したとき
わたしが母親のことが好き?「わたしに限って絶対にそれはない!」と強く抵抗した気持ちが出てきました。もはや怒りに近い感情でした。
そしてどのような親にも「愛」がある。
と聞いたときには、全身で「わたしの母にはそんなものは絶対にない」と言う拒絶に近い感情を抑えられないほどでした。
だけど、真実は「愛」でしかなかった。
こんなにも憎んで憎んで憎んで、母親に死んでほしいとまで思っていたわたしが、また生まれ変わることがあるなら
今世と同じように母娘でいたいと思うようになったのは、真実を見ることができたからです。
わたしたちの年代(40代や50代)になると
老いてきた親の世話をする機会も増えるかもしれません。
わたしと同じ、母親に見捨てられたと根強く思っていた方も、見捨てられたと思っていたことが勘違いだったと言う真実を見ることができました。
母親は、絶対にわたしを手放さない覚悟をもって物事を進めていたことを知り、母親に対する気持ちが変わりました。
ネガティブな面だけを見て、怒りや悲しみ悔しさだけを募らせても現状を変えることはできません。
ですが、この方のように本当の気持ちに気づくと
エネルギーの変化がおき、それは拡大して
最後には、マイナスとプラスが入れ替わってきます。
逆に、毒親と言うフレーズは、あなたの本当の気持ちを隠します。
愛を隠して、そして、あなたを苦しめます。
じぶんに降参することを遅らせ、現状を更にこじらせていくことはあっても、楽にしてくれたり幸せを感じさせてくれることはありません。
だからこそ
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ではでは、菅谷みかでした