人生を変えた恩師との１年８ヵ月。
「人の為に生きる」
この言葉は簡単なようでいて難しく、できないことのように見えて無理ではないものです。
私が心理学などを学んでいた十数年前、恥ずかしくもカウンセラーを名乗り、人の相談などを受けていました。
まさにその時期は「人の為」と言いながら「自分の為」に生きていることすらも気付いていませんでした。
そんな私に転機が訪れたのは2010年12月14日、後に心の師となる松井先生との出会いです。
その時、松井先生が私に教えてくれたのは以下のようなお話でした。
・この世は相対の世界だということ
・この世は全て波（業）でできているということ
・因果律の間には「縁」があるということ
・願ったことが叶う世の中だということ
・全ての種は自分で蒔いているということ
こんなお話を今では「こころセラピスト講座」でお伝えするようになりましたが…。
後になってから分かったのは「現状の不幸は全て自分が引き起こしている」ということを遠回しに教えてくれていたのですね。
この道理が納得できない人は「ここセラ」を学ばれてみて下さい。
来年になったら、また一からお伝えしていく予定です。
松井先生と出会った翌年2011年３月から、今の「日本おうち整体協会」の前身となる「松井式気功美容協会」のお手伝いをするようになり…。
その翌年2012年11月12日に松井先生が亡くなるまでの約１年８ヵ月の間、松井先生の傍でお手伝いをさせて頂いたことが人生好転のきっかけになりました。
一言で言えば「良心に触れた」ということになりますが…。
「良心」というのは普段「エゴ」に覆われて見えないものなのですよね。
でも誰もが間違いなく「良心の種」を持っているのです。
良心の種を芽吹かせようと思ったら、自分を見つめ直すことが必須になってきます。
その自分を見つめ直す為に必要なものは以下の３つです。
「目を開く為の学び」
「学びを活かす環境」
「見守ってくれる師」
幸せになるのは難しいことではなく、自分の為だけではなく人の為に生きることです。
人の為に生きる為には、自分のことを知る必要があります。
自分のことを知る為には、「この世の道理」を学ぶことが必須です。
「この世の道理」を理解する為には、学びを実践する為の環境に触れることが重要になります。
そんな実践をしている自分の目が曇っていないかどうか、目の開いた人に見てもらわなければいけません。
それらのことを一言でまとめて、私の師はこんな言い回しをしています。
「善に触れ続けていけば幸せになれる。」
その言葉の奥深さを理解する為には、深い学びと実践による経験が必要なのですよね。
決して知識で理解できるものではなく、相対の世界を超越した絶対の善に触れる為には、体験しなければなりません。
そこまでいって初めて「人の為に生きる」ということの意味が解るようになっていきます。
松井先生が亡くなられてから10年。
実践を続けてきて改めて思うのは、松井先生が残したものの大きさです。
田を耕し、種を植え、肥料をやり、水を撒き…。
芽吹いた種が花開き、新たな種を生み、美しい世界が広がりつつあります。
おうち整体って素晴らしい場所です。
体や心のことが学べて身に付くだけではなく、自分の中にある良心を芽生えさせる為の環境が揃っています。
そんなものを残してくれた松井先生。
10年前、松井先生が亡くなられた後に書いた記事を見ると、少し前のことのように思い出されます。
【尊敬する師匠が亡くなりました。】
https://ameblo.jp/mikatakakumei/entry-11405030683.html
【松井先生が亡くなられた日（62話目）】
https://ameblo.jp/mikatakakumei/entry-12394356582.html
松井先生の良心に触れて、私達が少しずつ育っていったように…。
おうち整体という場に触れて、みなさんの良心が芽生えていって、幸せに生きていってくれることを心から願っています。
この記事を見て下さった方の人生が豊かで幸せでありますように…。
良いご縁に触れて、本当の意味で「人の為に」生きられる人が増えていきますように…。
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