子間宮みかです。

人に対して
好意や興味を向けてもらえてるのに
固まるっていうのがありました。
クイックしたのに
なかなかインストールしないで
フリーズしているみたいな。
それがどこから来るのだろう?
と過去を遡ると
小学校時代の出来事に行き着きました。
小学校のときは集団登校だったのですが、
勝ち気な近所の女の子達と合わず
いつも口喧嘩ばかりしていました。
近所でも有名な威張るおばさんの子供が
また強烈で。
その子達の弟や妹達も入学し
毎日が頭に来ることばかりで
ある日、家族に聞いてもらうと父から
「そういうのは、無視すればいい」
とアドバイス。
その言葉を疑いもなく
インストールしたのです。
それから1週間。
効果はテキメンでした。
誰も言ってこなくなり
集団登校の時間はお通夜のように
シーンとなりました。
けれどそのかわり
ぎこちなくよそよそしくなりました。
すべての煩わしい関係を
そうやって無視してしまった結果
よそよそしくなり
壁を作ってしまった現実が残りました。
けれど父の姿に
人との付き合いかたを見ても
「合わせて心にもないことを言い
おだてて腹の中で舌を出しておけばいいんだ」
その言葉の通り上部だけの交流
しか父からは学べませんでした。
父は回避です。
その言葉と同時に生き方まで
インストールしてしまったのです。
周りとよそよそしくなって
とりつく島もないような感覚が
好意を寄せられてもフリーズして
しまう感覚と同じでした。
どうすれば良かったんだろう?
どうだったら違う結果になっていただろう?
あのときの答を探しているまま
大人になっていたのかも、と思い
本当はどうして欲しかった?
「あのアドバイスは間違っていた」、
そう伝えたい?と自分に聞くと
いや、違う。
「辛いね、悲しいね、って言って
アドバイスより私の心に触れて、
その温かさで助けて欲しかった」
それがしっくりしました。
父のアドバイスは
もちろん私を思ってのことだったと思います。
けれど
さぁ、このアドバイス通り
闘ってこい。
と裸一貫で放り出された感覚たったのです。
寂しかった。
寂しかったから、
あの時のまま人とぎこちなくよそよそしくなり
その壁を越えられないまま
絶望的決断をしたまま
待っていたのかもしれません。
あの時の私、今から迎えにいくね!
そうかそうか
お父さんやお母さんに一緒だからね、
って助けてほしかったね。
存在の安心が欲しかったね。
ひとりぼっちだったね。
だから好意を寄せられても
私は助けてもらえない存在で
"人にかまってもらえるほどの人間では
ありません。"
と謙遜ではない、卑下していたのだと
思います。
そしてその卑下を感じたくないから
フリーズしていたんです。
あの時の私へ。
けして父はあなたを一人ぼっちにしたくて
アドバイスしたのではないの。
むしろ、あなたが口喧嘩から放たれるよう
守りたかったし、
自分の足で立ってほしいと願ったの。
それは早くに祖母をなくした父の
自分の守りかただったのね。
父はあなたを父なりの方法で
守ろうとした。
今ならその温かさを感じられるよね?
助けてもらえなかったんではなく、
助けようとしたけれど
結果が伴わなかったんだ。
・・・
そう考えると
愛があるのに引き継いでしまった
不器用な生き方や思考パターンは
生き辛さとなって
親子の間も拗れて伝わってしまう。
親の「お前の為と思ってやっているんだ」
は一方的ではあるが
愛がなかったわけではなかったのですね。
でもだからと言って
自分の中で
理不尽だ!親の身勝手で!
との思いがあるのに理解に努めようとは
しなくていい。
なぜなら
自分がどう感じてどのように生き辛さの中で
救われずに苦しんできたのか
その苦しみを"お前の為"と言い放ち
理解して寄り添ってもらえなかった孤独が
人生に影をさしてきたのか
その苦しさを吐き出さない限り
憎む気持ちと、
許さなくては!の気持ちの狭間で
心が引き裂かれてしまうからだ。
心に抑圧した感情を吐き出さない限り
感謝や許しはなかなか出来ない。
そんな時には心理セラピーを頼ってほしいと
思います。
静岡県富士市・三島
カウンセリング・心理セラピー
7月の日程♥
7/24(月)
7/26(水)
8月の日程アップしました❤
8/2(水)
8/9(水)
8/21(月)
8/28(月)
富士市の会場➡13:00~。
三島市の会場平日➡10~16時の間で対応。
HPコメント欄に希望会場と第2希望までを
お書きください。

