本能は敵ではあらず。 |  なんとかなるさ

 なんとかなるさ

川の流れのように

静岡県東部(富士市)
リトリーブサイコセラピー
心理セラピスト
子間宮みか です虹



昨日、私の父と母が長女の誕生日祝いを
持ってきてくれました。


夕方に来て
「夕飯作る時間だからすぐ帰るから」
と、あまり共に過ごしたくない、
というような表情でひき止めないでと
いう意味で母が言いました。


そして、駐車場までの10m位の道、
世間話なんかをしましたが
嫌そうな、
孫には用があるけど
あんたにはさほど用はない、
と言うようなオーラを放っていました。


縁切りを解消したということは
予想していた
このようなエネルギーに対し
なんらかの対処をすることだと
思っていました。


そんな態度許さない!
私を蔑ろにするなど許さない!
と敵意をむき出しにして
怒りでまた縁を切るぞ!と親を威嚇し
孫に会う会わせないは
私のさじ加減次第と
萎縮させ私が主導権・主従権を
持ちコントロールする、
支配されてなるものか!


こうやって自分を守り
自分軸を作ってやる!!

そんな気張ったゴテゴテの
怒りから生み出したエネルギーは
私自身を焼き憔悴させていきました。





9月はじめに補講で
松本美奈子さんにオープンセッションを
してもらった時に

親の事が本能で好きだと認めること、
それを上記の怒りで親をコントロール
することで、自分の中が相反する
エネルギーに引き裂かれるような
思いがしました。


でも親を好きということと
支配を受け入れないことは親を好きという
本能を否定する事ではない、
とセッションで理解できた。




昨日の母の迷惑そうな目付きに、
「だから・・・何?」
という淡々とした感覚だった。

「それ知ってる」
「でも貴方が私を迷惑と自分のビリーフ
の延長でそう思う今があることも
知ってる。
そして残念ながらか本能で貴方を
好きなことも知っている。」


そんな混沌としたものの中に
美しさを見つけたような
穏やかな感覚だった。


不思議と悲しいとか寂しいが
感じられない。

麻痺してるのか?
とも思うけれど絶望をちゃんと
したからなのか?とも思える。

今までは顔も見たくない、
存在が近づくだけで心をえぐられる
ような感覚でドロドロとした黒いものが
体中渦を巻き、外からも
もがき苦しんでいるのが分かる程だった。


・・・・・



本当に今年のこの時期、
転換期を迎えているように感じる。


 
これからは全力で
私の心の中に埋もれた
悲しみや怒りや罪悪感などを癒して
私自身が人との関わりを
自分で心地好く繋がれるようになる為に
心に燻っている障害物を
取り除いて行こうと動いている。



今まで解離して
"済んだこと"と感情を切り離していた
過去が安心を感じてきたら
本当は悲しかったんだよ!と
訴えてきて蓋をあけたら
すごい痛手であせる

こんなでっかいヤマを
よく"済んだこと"として
生きてきたな~と

悲しみを受け入れられない程の
出来事に人は感情を切る

ということを改めて痛感している。
記事も書き上がっているのだけど
痛すぎて投稿するのに躊躇している。

投稿する意味と意図を
ちゃんと見極めたい。



感情を切っている
本当の思いが心の奥にある限り
どこか悲しみを通してしか
生きてれていない。


これは大変よろしくない。


一つ一つ丁寧に痛みを取り扱い、
自分を大切にしたいと思う。


*****


母へ

貴女を愛する本能の美しさを
自分のなかに見つけられました。


それ以上でも
それ以下でもなく


拒否しても
渇望しても
変わらず存在する母への本能


貴女から愛されることを
絶望し諦めるのと同時に


この本能に逆らうことはできない
お手上げと
受け入れざるを得ないと
抗うことを諦めました。


人の力ではどうにも出来ない
神様から組み込まれたプログラム。


愛されたかったな~という気持ちは
不思議と今はなく、


神様が与えた苦しめるだけの無用な感情
と思っていた本能を
与えられた意味を、
人との繋がりの為、
この世に生かされている者同士の
繋がりのために
与えられているのでは?と
今はぼんやり思っています。



貴女を求めたから
自分を愛してほしいと
優しさや思いやり、
悔しさや苛立ち、
悲しみや寂しさ、
・・・・
そんな心を持つことが出来ました。


その心は はじめは投影や共感と共に
人へと向けられていく。

回避で人を避けても
感情は自分の中で育っている。


感情は貴女に好かれたいと
求めた本能からのスタートでした。


これからまだ私の中の
悲しみや怒りや罪悪感などを
解き放つ時に、あなたを恨んでいた気持ちも出てくるかもしれない。

そしてこれからも
貴方の言葉や表情に反応し
悲しみや怒りを
感じることも出てくるかもしれない。


でもその位、
貴女を求めていたことと自分を認め、
そして自分を大切にしていくので
貴女の言動を拒否することもあると
思うけれど許してね。


でも貴女を好きだという本能は
否定しない。
母という存在は貴女しかいない。
その気持ちを大事にして
お互い、穏やかな繋がりに
なっていくといいね。



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