目に見える傷と 見えない傷 |  なんとかなるさ

 なんとかなるさ

川の流れのように

静岡県東部(富士市)
リトリーブサイコセラピー
心理セラピスト
子間宮みか ですピンク薔薇


息子の夏休みの宿題が
まだ終わらず
付き合う毎日を過ごしています。

今日は漢字ドリルを
制覇せねば!

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目に見える傷の女の子。


小学校の時、
いつも遅刻してくる女の子がいました。
時々来ないときもありました。

遅れてきて先生に怒られるのかな?
と見ると、先生は優しく迎えてました。

なぜ?と疑問を持ったものでした。

そしてとっても羨ましかったのを
覚えています。



その子は少し離れた所に住んでいたので
来るときはお父さんの車で来ていました。
お姉さんが二人。
お母さんは離婚したのか
いませんでした。


2回、その子のお家に遊びに行った事が
あったのですが、
一回目行ったときに会ったお父さんは
優しいお父さんでした。


2回目は部屋で遊ばせてもらっていたら
「帰ってきた!」と
ワタワタビクビクしだした
その子とお姉ちゃん。

そして私と友達に「帰って!」と
懇願するように言いました。


「え?なんで?優しいお父さん、
私大丈夫だけど?」と
しょろしょろしていると

真っ赤な顔をして
ベランベイ口調に吠えている
その子のお父さん。

その子は体中に緊張が走っていました。


あまり記憶がないのですが
ここに居たらやばい!と感じ
逃げるように帰りました。

時々怪我をした彼女を見ました。
そして途中で転校していきました。


少し大きくなってから
その子のお父さんが"酒乱"だったと
分かりました。



今から35年も前の話ですが
学校もそのような家庭、
そしてその子への
「親は変えれない。見守るしか
出来ないもどかしさ」

と遅刻をしても
優しく見守る先生がいたのだ、

と今になり気付きました。



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目に見えない傷


一方、私はその後
母とパワハラ先生に
追い込まれ孤独に打ちひしがれていました。


昨日のブログに書いた
「過剰な支配と回避型」による
自由意思を長期にわたって奪われ続けている苦しみは、
家庭や母親が普通の家庭そのものとして
世間では見られているので


無気力や絶望、それらから来る
"やる気のなさ"
と言うのは
なまけている
としか見られず


家にも学校にも理解者は居ず
あっちからも
こっちからも
なぜ出来ない?なぜやらない?と
せっつかれるばかりでした。

精神的に追い込まれているのは
静かな爆発が心の中で
行われている状態。

パワハラ先生の親類に
教育委員のお偉いさんが
いるとかで
先生達の中でも
その先生に萎縮しているのが見え

この時のクラスは
どの先生達からの介入はなかった。

親が入った子は助かったけれど
私の親のように「先生様」と
ポジションや肩書きで人を見る
親を持つ子は
見殺しにされたようなものだった。


追い込まれるようなそのような環境、
そして自分は分かってもらえず
自分を自ら追い込む環境作りが
リトリーブサイコセラピーに出会うまで
続いていました。


今、きっとこのような
無気力や絶望、自分責めに
神経が逆立って

外側は普通に頑張って
取り繕っているけれど
心の中は神経衰弱になっている人が
多いのではないかと思います。


目に見える虐待は
大変生き辛い


普通に見える家庭での
ネグレクトや 

自分を明け渡さなければ
生きていけない過剰な支配の中にいる人も
大変辛い。


その中でも
ぜひ自分から助かりたいと
求め続けてほしいと思います。



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