結婚式は、洋風・和風、どっちが理想?
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和風でしょうかね
洗礼も受けてないのに教会なんて意味わからないしぃ〜
と思ってたけど
もともとは各家庭で行われていたという結婚式、特に伝統とか様式と言ったものは元から無かったのだ![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
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演出なら教会でも、神社でも人前でもなんでもいいんじゃないかとも思います![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
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私たちの頃に流行った結婚式場はお洒落なホテルに押されてほとんど無くなってしまった![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/020.png)
![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/020.png)
和風の結婚式では降旗監督の駅STATIONの雄冬神社の場面のカットが今も目に焼き付いています
1981年製作
監督 降旗康男 脚本 倉本聰
暑寒別連山・・・暑寒別岳(1491m)、群別岳(1376m)、浜益岳(1258m)が連なり、その山の端は高さ100mの断崖となり、一気に海に落ちている
その東の山と西の海に挟まれた僅かの土地に張り付いたように存在する村々
その険しさは、道路建設を躊躇させるには十分であり、札幌ー留萌間の国道231号は札幌方面からは浜益村・千代志別(ちよしべつ)まで、増毛側からも大別苅(おおべつかり)までで、雄冬の断崖絶壁を前にして南からも北からも通じることが叶わなかった幻の国道でした
1981年11月10日に浜益~雄冬までが開通して一度は国道全通したものの、僅か39日後の12月19日に雄冬岬トンネルで大規模な崩落事故が発生し、国道は通行不能、雄冬は再び陸の孤島へと逆戻り、再度開通したのが、1984年の5月15日のことでした
私は偶然にも1984年から1987年までの4年間、上川、宗谷支庁の地域の担当になり、月1度の札幌からの6日間の出張コースとなりました
最後の訪問地の稚内から国道40号、12号を通って旭川経由で札幌まで帰れば約400kmありました
そこで、距離が短くて済む日本海側を留萌まで、留萌から国道233号、275号で帰っておりましたが、この雄冬を抜けるルートを通ると340kmと距離的には最短で帰れます
しかし、当時まだ国道としては十分なものではなく砂利道あり、別苅の山道ありの酷道でしたが、雪の無い間は毎月利用しておりました
別苅の山道を越えて歩古丹に至る途中の山から目にする日本海の景色は何とも言いつくせない程素晴らしかったです![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
1987年撮影
最終的には1992年10月22日に増毛-雄冬間も通年開通し、国道231号は全面開通しましたが、難工事による莫大な工事費ゆえに、この区間はダイヤモンド道路と言われる様になりました
一方で増毛-雄冬間の雄冬航路は1992年4月30日をもって廃止されました
話を数年前に戻して、国道全通前
この雄冬へは雄冬海運の定期船「新おふゆ丸」が僅かに一日一往復、増毛から1時間15分かけて結んでいましたが、冬の日本海は荒れやすく、しばしば欠航になります
映画の中でも健さんが欠航で増毛に足止めされ、倍賞千恵子の居酒屋で紅白を見るシーンは有名ですね
(#⌒∇⌒#)ゞ エイガトラブホニモイッタッケナァ〜
この映画の中で、健さん演じる三上啓二の故郷が、この雄冬であり、舞台は、函館本線銭函駅、函館本線上砂川支線上砂川駅、留萌本線増毛駅とここ雄冬と札幌
健さんは妹(古手川裕子)の結婚式のため、新おふゆ丸で帰郷する
この時の新おふゆ丸を暑寒別岳から俯瞰した絵がなんとも美しい(予告篇の中にもあったと思う)
また、花嫁姿の古手川裕子の何とも言えぬ美しさ![ハート](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/142.png)
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( ̄□ ̄;)!! イツノマニソンナニフトッタノサ![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
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海を見下ろす雄冬神社での結婚式のカットがまぶたに焼き付いています
一瞬でしたがね〜(≧∀≦)
高台の神社から日本海が見えていい感じでした
留萌-増毛間が昨年に廃止になり増毛駅も無くなりました
上砂川駅もすでに廃線となり、健さん、根津甚八、大滝秀治さん懐かしい人が次々と鬼籍に入っていきましたね
若い方も、年配の方も、もしまだこの映画観られてない方は是非ご覧になってみてはいかがですか
また、もし北海道を訪れることがありましたら雄冬に立ち寄られるのもいいかもしれません
先ほど書いたようにダイヤモンド道路と呼ばれる程の工事費を投入して見事な道路に生まれ変わっているようです
トンネル、道路もかなり付け替えられ、雄冬岬には展望台まで出来ているらしいです
ただ。残念なのはかつての秘境だった雄冬には、そこに生きる人々の生活が息づいていた
しかし、国道が通じ増毛の中心から僅か20分で雄冬に着く事が出来るようになると、雄冬の住民の数は激減し、小学校も閉校になり、小学生もいなくなってしまった
徳島の秘境駅坪尻から歩いて30分ほどの木屋床(こやとこ)と言う集落も以前は鉄道だけが頼りの僻地の集落だったが、斜面を耕作し息づいた営みがあった
しかし、道路が整備され、車で乗りいれられるようになるとかえって辺鄙な場所みたいになってしまい住民は離散し、ほとんどが耕作放棄地になってしまっている
先日の新聞で愛媛の岩城島にも橋が架かると載っていたが、余計に人口が流失しないようにと願いたいものであります
最後までご覧になって頂きましてありがとうございました
では、また
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