タップダンス、踊れる？
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ミュージカル・スポット「TAPTIPS」
「去年の春まで悲別にいたンだ。
北海道の砂川って町から南に入った炭坑町でね。
昔はよかったけど今はもう駄目さ。
炭坑はつぶれる寸前だし、国鉄だってひどい赤字でもうじきなくなるっていう噂がある」
まず頭に浮かぶのは日本テレビ系列のTVドラマ「昨日、悲別で」
北海道の過疎の炭鉱町から上京して、タップの修行をしながら働いている天宮良と故郷に残った親友、布施博と梨本謙次郎を軸に高校の同級生、石田えりもからんで東京と北海道を結んで展開する青春グラフィティ（全13話）
第1話を何となく見ていましたが、主人公の天宮良が赤坂のタップショーの店で、ウェイターをしながらタップダンスの修行をしている
故郷の過疎の炭鉱町には父親を炭鉱事故で亡くし、母親、五月みどりと妹、斉藤慶子が生活している
ある日ミュージカルのオーディション会場で高校の同級生で途中から消息不明になっていた「おっぱい」こと石田えりに再会する
この番組で初めてタップダンスというものを見たように思います
この悲別(ｶﾅｼﾍﾞﾂ)という架空の過疎の炭鉱町の舞台は北海道空知郡上砂川町
物語の舞台の設定通りの過疎の炭鉱街でした
悲別駅名標 (1987年)
この駅は別の有名な映画でも使われましたが、ご存知でしょうか
そうです
高倉健さん主演の「駅 STATION」です
健さん撮らせたらこの人の右に出る者は無い降旗康男監督と木村大作カメラマンのコンビによって撮られました
脚本は倉本聰
そう、「昨日、悲別で」と同じです
1981年公開 東宝映画
この映画の中に登場する3つの駅
函館本線 銭函駅
留萌本線 増毛駅
そして函館本線支線 上砂川駅です
増毛駅と上砂川駅は終着駅で、増毛駅は惜しまれながら昨年の暮れに留萌-増毛間が廃線になり駅も無くなりました
この上砂川駅で、殺人犯の根津甚八が妹の烏丸せつこと会おうとして、宇崎竜童の密告により警察に待ち伏せされて逮捕されます
上砂川駅も1994年の上砂川支線の廃線に伴い、平成6年5月16日に廃駅となりました
【追記】2020/07/01 ｺｺｶﾗ↓------
1994年5月16日 ニュースステーション
-----------ｺｺﾏﾃﾞ↑
話を「昨日、悲別で」に戻しまして、
主人公の20歳の青年、天宮良がダンスに目覚めた悲別ロマン座
館主は大滝秀治だったかな
千秋実(七人の侍)だったかも
ロマン座の復活を夢見てます
歌志内市
この当時は屋根の一部分が落ちてましたが、現在は修復されて、再び開館しているらしいです
旧上歌会館 1953年竣工
この施設は1971年に炭鉱が閉山してからは活用されることなく廃墟状態となっていましたが、1977年公開の山田洋次監督の「幸福の黄色いハンカチ」で武田鉄矢、桃井かおり、高倉健の3人が赤いファミリアで、夕張に向かう途中で立ち寄ります
確かこの施設の前で劇団「統一劇場」の方がギターで歌っていたはずです
統一劇場は山田洋次監督の映画「同胞」(はらから)でモデルとなり、出演もしております
山田洋次監督の民子三部作、
家族(1970年)、故郷(1972年)、遥かなる山の呼び声(1980年)と並んで良いですねぇ～
さて、
先日落札したグラフィックボードが届きました〜
さっそく今夜復活なるか
これからまた、梅雨入りですね〜
皆さんも気候の変わり目には体調に気を付けてくださいね
話が色々と飛んでしまいましたが、最後まで見ていただきありがとうございました
カープ、今日は移動日
明日から東京ドーム
M.マイコラス VS 岡田明丈
マツダスタジアムの良い流れを引き継ぎ頑張って下さい
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