こんばんは

 
紅葉も見頃の時期になって来ましたので、11月20日の日曜日にかねてより訪ねてみたいと思っておりました坪尻駅周辺の探索と紅葉狩りを楽しんで来ました
 
今回は秘境と言われる坪尻駅へのルートの一つ木屋床(こやとこ)へ登り、佃駅を目指す事と、もう一つ四国三大難所と言われた猪鼻峠に土讃線を通す為に行われた数多くの施策の一つ鮎苦谷川の流れを変えた三つの導水トンネル、この辺りを探索してみました
 
10月に来た時と同じ9:38着の阿波池田行普通列車で坪尻駅到着です
 
すぐに導水トンネル探索に出発です
 
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秋色に染まりつつあります  11月20日
 
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緑の谷に覆われた坪尻駅  10月23日
 
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25‰(パーミル)の急勾配の為、駅はスイッチバック式になっている
 
国道32号と木屋床からのルートの他に第3のルート、流れを変えられた元の鮎苦谷川が流れていた川の跡を川を求めて進む
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9:50

笹が繁った藪を漕いで川の流れの音を頼りに進んでいくと

 
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9:53

有りました!コンクリートの擁壁です

 
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9:55

導水トンネルの上流側(入口)もあっけなく見つかりました

 

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夏と違い水量も少なく、アクセス出来そうなので川に降りてみる事にしました
 
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9:57

鉄道の倍以上ある大きなトンネルです

 
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10:02

このコンクリートの壁の部分がもとの鮎苦谷川です

 

ここで堰き止めて、トンネルでバイパスしてます

 

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トンネルの中から観る紅葉も見事です
 
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3〜5分ぐらいでしょうか?緑とのコントラストが綺麗です
 
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導水トンネル出口(下流側)
 
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川の水はトンネルから滝となって元の川に流れ落ちます
 
 
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10:20
一つ目のトンネルを満喫したので、二つ目の上流のトンネルを探しに出発です
 
入口天井部分に大きな穴が開いています
 
大丈夫かなぁ〜
 
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11:04
鮎苦谷川に沿った道が有りました
 
元はしっかりした道の様ですが手入れされてなく土砂が崩れかかったり、倒木で歩きにくいです
 
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11:12

川の向こうに人家が見えます

 
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道の上にはガードレールが見えますが、歩いてきた路は行き止まりの様です
 
どうやら洲津川橋梁は通り過ごした様なので引き返します
 
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11:20
道とは思えない様な崖(道だったかどうかは不明)をなんとか川まで下りると、またコンクリートの擁壁が現れました
 
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11:21

今度のトンネルは全てコンクリートでおおってあり、両側に歩くスペースもある

 
 
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出口まで進み、見下ろすと
 
高くて 怖〜い!
 
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長年の水の流れが底を深く削ってます
 
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トンネルの中から観た洲津川橋梁
 
バッチリです、来た甲斐がありました
 
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入口(上流側)もご覧の通りです
 
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この穴をくぐって元の鮎苦谷川沿いに洲津川橋梁の下まで行こうかとも思いましたが、元の道への上がり方がわからなくなるのでやめました
 
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11:31

来た崖を登って、一旦元の道へ戻ります

 
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11:42

この下に鉄道が通っているみたいだ

 
穴が空いてるけど落石防止用の柵かも
 
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11:44
しばらく進み、この分岐を下ってみると
 
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11:49

川岸に降りることが出来ました

 
洲津川橋梁も見えます
 
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導水トンネルから滝となって川の水が
落ちています
 
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12:20
アンパンマン列車がやって来ました
 
特急南風7号 高知行き
 
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坪尻トンネル
 
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洲津川橋梁
 
このトラス橋は明治32年に福知山線の前身の阪鶴鉄道が輸入したもので第四武庫川橋梁として掛けられていた物を昭和29年に移築した2代目の洲津川橋梁で徳島県最古の鉄道橋との事です
 
明治31(1898)年製造、昭和29年(1954)年移設
鋼プラットトラス橋
 
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導水トンネル出口正面から
 
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橋梁と導水トンネル

 

この導水トンネルは猪鼻トンネル(3,845m)と坪尻トンネルの間の軌道を確保するため鮎苦谷(洲津)川の流れを変えたものである

 

鮎苦谷川と洲津川どうして名前が変わるのかは今のところ不明です

 

洲津川橋梁下で昼食をとりながら特急列車が通過するのを待っていてNIKEのランニングアプリを起動し忘れたことに気が付く

 

いまさらどうしようもないので、今回は午後の洲津川橋梁出発から起動することにしました

 

また、長くなってしまったので今回はここまで

 

坪尻駅経由の木屋床(こやとこ)ルートで佃駅までは次回にしたいと思います

 

あとは帰るだけと、十分な事前調査をせずに前回箸蔵寺へ行った時程度と考えていたのが大きな間違いでした

前回10月23日へ

 

おわり

 

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