こんばんは!
 
先月から始めたウォーキング、2回続けて荘内半島を訪ねましたが、紫雲出山周辺以外では樹木に邪魔されて展望がよくなかったので、もう少し落葉するまで、他に良い場所はないかと探しておりましたら、ブログでスイッチバック秘境駅として有名な土讃線・坪尻駅から箸蔵寺への行程が紹介されておりました
 
これはええんでないかい!!
 
Yahoo乗換案内で伊予寒川駅発坪尻駅着で検索すると7:29に伊予寒川を出発すれば多度津と琴平で乗換えて9:38坪尻駅着です
 
いいじゃないですか!秘境駅とは言え、電車と汽車を乗り継げば各駅停車の普通列車でわずか2時間ほどで行けるなら行くしかないでしょう
 
まてよ、行くのはいいが帰って来られるのか、こちらも調べねばならない
 
 前述のブログで得た情報では、ウォーキング約10.2km3時間20分(休憩、昼食含まず)の行程だ
 
もちろん坪尻駅も充分探訪しなければならない
 
坪尻駅の探索に1時間30分をあて、ウォーキングの休憩と昼食に1時間とり、ざっと6時間を見込むと9:38の到着だから15:30以降に坪尻駅に停車する上り列車があるか乗換案内で検索してみる
 
結果は一日に12本(上り5本、下り7本)しか停まらない坪尻駅、上りは5本のうち3本が午前中、下りは7本中6本が午後に集中している
 
午後の上り便は13:5219:25のみだ!仕方がないので、下り列車に乗って阿波池田まで行き、特急列車で折り返そうかと検討しておりましたら、ちょうど臨時運行の「絶景!土讃線 秘境トロッコ」が15:56に到着し15:58発車となっている
 
これに乗れば18:35に伊予寒川駅まで帰れる
 
ほぼ完璧とおもわれる計画が完了した。後は実行のみである。
 
10月23日 日曜日 曇り
{5A86147C-FA5D-435D-B3C6-7CE7FDA01101}

7:29発 伊予寒川駅 

 

高松行普通列車

乗り換えなしで多度津まで行ける音譜

121系電車

 

{9DB31CC1-B285-4196-B700-CDB08027B844}

坪尻まで

多度津と琴平で乗換えて予讃線土讃線経由で 1,640円

 

{CC2EDD39-5ACE-42A3-90BE-365C595AA522}

多度津駅 8:37 到着

 あまり電車に乗った事がなかったので多度津駅も何十年ぶりかです、SL時代の給水塔こんな遺構も遺されてたんですね

 

{9900015A-9699-4BD9-8D99-80C9A0E5D58E}

琴平行普通列車は3番ホームだ

 

カメラを持った人や鉄道少年団の制服を着た子供たちもいるので、さすが多度津駅と思っていましたが多度津工場きしゃぽっぽまつりがあったそうです音譜

 

{BABCB6BA-002A-42C4-8F6B-E158506C9FDE}

3番ホームに

8:41発の琴平行 

1500形気動車が入ってきた

 

{AC31C46F-79D3-4C11-8EB6-62A433FAC880}

8:56 琴平駅

乗換の9:06発阿波池田行 

3番ホームで1000形気動車が、たった1輌で待っていた

 

{F46FB962-B3B6-4D74-84A2-52C55DAF1825}

9:26 讃岐財田駅

今年の3月から予讃線の電化区間(高松-松山、岡山-松山)から姿を消してしまった2000系気動車とすれ違う

o(〃^▽^〃)oナツカシー音譜

 

{8260CC50-EBBE-41A3-8377-94165164E495}

猪鼻トンネル

昭和4年開通 延長3,845m

 

{39A3897C-DC01-4B25-AA11-9C6B772B9FE6}

讃岐財田-箸蔵は四国三大難所の一つだった猪鼻峠を9つのトンネルで越える

 

{493596FD-C9CB-47DC-9B93-4EE7EDCE2382}

3,845m猪鼻トンネル洲津川橋梁を挟んで坪尻トンネルを抜けると25‰(パーミル)の下り勾配に坪尻駅があらわれる 目

 

{8959F148-A614-49DD-8F40-3D8864529162}

1000形気動車は本線から外れホームの無い折返線に一旦進入する

 

{680CEB86-D49E-41FB-949D-7B4C1C03E3E3}

ワンマン列車は運転席を反対側に移動し、バックでホームのある着発線に入っていく

 

{BE3F8BA8-A1ED-4A5D-AA64-6693DDD8C0E6}

 

 

{EA249169-FF58-4125-8FC7-3BEAA0B053D1}
9:38分 坪尻駅 到着
 
{2434A496-61DF-45B3-AD67-D3ABC7750104}
9:40分 発車 下り勾配を直接本線に入り阿波池田に向かう
 
{1ABB7468-AFC3-4BB6-A6B4-E72A024F9789}
1日に12便しか停車しない
列車のすれ違いにおいてもホームに着けるのは1便だけなので、普通列車同士の列車交換でも片方は本線通過列車となってしまう。
 
といっても1日の平均乗降客ゼロなのでごく一部の鉄道ファン以外にはカンケイないかと (^▽^;)

 

{7AFA8232-2090-4FD5-A9FE-DE59FD0EE5E9}

踏切は警報機、もちろん遮断機もない

自分でバーを押して渡る 

 

非常に見通しが悪いので通過列車がないか確認して、十分注意して渡る必要がある

 

{D35BF04A-29D5-4F64-A007-D5E848EFC641}

なかなか絵になる木造駅舎

 

上り下りどちらも見通し悪く、列車は、前触れなく迫って来ますので、本線上には決して立ち止まらないこと、(本線上で高知方面を背にして、駅舎、ホームの列車に気を取られていると轢かれてしまいます)

 

{593F5362-EB84-4362-A7DF-266875428DB5}

昭和25年の駅開設時には一日に100人ほどの乗降客があって、駅員も10人近くいたというがその面影は今は無い

 

{C12B2FC2-AE2E-4FEF-AA53-2D573AEF8366}

突然坪尻トンネルからあらわれ、あっという間に本線を通過していく中村行下り特急南風3号

2000系気動車

 

坪尻駅を通過していく特急列車

youtube tosacanel910

2013年5月

 

{2089533E-48D3-49F8-B5F9-959D9A41A8EB}

FBにアップしようとベンチで編集していると、時刻表にも通過列車にも載ってない列車が琴平方面からやってきた(折返線よりバックして着発線に入ってきます)

 

{9CF50EFF-1842-402C-9007-8EA560E8BC52}

帰りに乗せてもらう事になる臨時運行の「絶景!土讃線 秘境トロッコ」だった

 

今までの静寂が嘘のように大勢の乗客が下りてきて駅スタンプを押したり写真を撮ったりと忙しい

 

{D193F1B0-877F-416A-801E-7913BF003762}

ここ(坪尻)から大歩危までの間先頭のトロッコに乗り移ることが出来る

先頭 キクハ32-501(トロッコ)

後続 キハ185-20

 

{213F6C74-185A-4E07-85FF-1633E334A43F}

この間に岡山行上り特急列車南風8号が本線を通過していく

 

{B8D132D1-5989-4505-8B6D-CEAE817926ED}

わたし以外の全ての人を乗せて

大歩危駅へ向け出発していく臨時運行便絶景!土讃線 秘境トロッコ

 

今年の運行は11月までの土・日曜日 

 

来年春からは「四国まんなか千年ものがたり」の運行が開始され、トロッコの運行は今シーズンで終了する 

 

空席・予約状況

http://www.jr-shikoku.co.jp/01_trainbus/event_train/seat_info/hikyotorokko#streamDay

 

 

{AA910C34-F396-472E-9F74-2E952DC36CE7}image

 

絶景!土讃線秘境トロッコの入線の様子

https://www.youtube.com/watch?v=jXzyDEvbGjg

 

坪尻→大歩危

youtube 山陽鉄道ちゃんねる

 

{4AE9382A-9098-4FAA-A7B4-7C51D8DF9B3C}
盗難にあい、1300kmも離れた青森県の駅で発見され戻ってきたという駅スタンプ
 
書き込みノートも何冊もある
(坪尻ノート)
2600kmも旅をしたんだなあ~
 
上り普通列車 1000型気動車の出発
ホームからバックで折返線に入り本線に進んでいく
 
{5ACBE8BE-0D34-4E3E-8957-B82FA9DDEB42}

踏切の向こうに国道32号に出られる山道がある(国道まで約600mの山道を上る)

2本あるうちの東側の道 もう1本の西側の道は木屋床(こやとこ)へ出られる

 

木屋床への道をyoutubeにアップしておられる方がありましたので掲載させていただきました (ノ゚ο゚)ノ tsukubanohito

 

何年か前まで一般の方で坪尻駅を利用しておられた方がいたそうですが、おそらくその方は木屋床のルートだと思われます

 

国道32号のルートにはの集落がありますが、わざわざ国道を越えて便数の不便な坪尻駅を利用する事はないと思われます。JRを利用するなら国道を下って箸蔵駅を利用するはずです

 

{FADE1F5F-D3CF-40D6-B3E6-775735558476}

折返線の横には導水トンネルの出口がある

まるで自然の滝のようだ

吉野川の支流 

鮎苦谷川(あいくるしだにがわ)

 

 

{67FC5D3F-5812-466E-A797-50F7487A62E2}

国土地理院 坪尻駅周辺の空中写真(昭和50年)

【借物写真です】

 

坪尻信号所は洲津川の流れをトンネルで迂回させて、川底を埋め立てて造られた

 

右側の導水トンネルの出口が先程の折返線隣の出口写真(滝)

 

谷間に列車の行き違い設備を造る為、難工事の末地形を大きく変えました

 

猪鼻トンネル坪尻トンネルの間にある洲津川橋梁の動画 zenjirou7

 

なかなかここまで行けるところではないのでyoutubeにありましたので掲載させていただきました

ルートは確認しましたので一度挑戦したいと思います)

 

{DDBA133F-8904-463B-BEFF-5CA3AF7168EA}

落の集落から俯瞰した坪尻駅

 

{97873178-DE93-43CF-9696-DA1221FDCEF0}

絵になるなぁ~ ズームアップ

 


では、また
 

秘境駅から箸蔵寺へ 2 に続く

 

秘境駅から箸蔵寺へ 3

秘境駅から箸蔵寺へ 4

トップへ

 

導水トンネルと洲津川橋梁 その1