南極探検ゆかりの地〜聖地名古屋へ〜 | みかんともブログ

みかんともブログ

このブログは、表現コンテンツが好きな人や表現活動に関心がある人に向けて書いています。
特にマンガ、アニメなどの二次元、音楽、ライトノベルが中心ですが、最近はポップカルチャーを詠む短歌についても触れています。
あなたも試しにご覧あれ(^-^)

6月下旬の名古屋訪問、
大須エリアを訪れた後、名古屋港に向かいました。
臨海部を訪れたことがなかったので一度名古屋の海を見たかったからです。
下調べなしに行ったのですが、この名古屋港が今回の名古屋見聞でまことによかったのでした。

地下鉄名古屋港駅から地上に出て最寄りの海に向かって歩くと大きな船が目に留まりました。

それが南極観測船ふじ

でした。




ふじは1965年(昭和40年)から 18年間にわたり南極の観測で活躍したい船で初代そうやに次ぐ2代目の南極観測船です。
入場料を支払って中に入ってみると
当時の姿が分かるように操縦室や医務室、理容室、食堂、乗組員たちの居室などが展示されていて、南極への航海を疑似体験することができます。

ヘリコプターの格納庫は展示室になっていて、南極の自然環境やこれまでの南極観測の歴史や成果などを知ることができました。
僕は日本人として最初に南極大陸を目指した、愛知県出身の白瀬矗(しらせ のぶ)の生き方に感じるところが大きかったです。
彼への敬意は、現在の南極観測船の「しらせ」という名称や白瀬海岸などの地名として今に及んでいます。

また、甲板に駐機していたヘリコプターの大きさに目を見張りました。
船と南極の基地を何度も往復したことでしょう。
甲板に佇んでいると何か童心に返ったような気持ちになりました。

アニメやマンガの関連で南極を述べるとしたら、
「新世紀エヴァンゲリオン」のセカンドインパクトは、葛城ミサトの父を隊長とする調査隊が南極を訪れた際に起きた出来事でありました。
南極の氷が溶けて低地が水没したわけです。
また、僕がこのブログで取り上げている「スーパードクターK」シリーズの舞台にもなったことがあります。南極の基地でパンデミック(集団感染)が発生してしまうのです。
名古屋港に南極観測船ふじが展示公開されるに至った経緯は分かりませんが、南極や南極探検に興味がある人にとっても「聖地」とも言えるかもしれません^ - ^