名作マンガ「海街diary」第7巻〜あの日の青空〜の感想の続きです。
四姉妹の末っ子で中学生、すずとクラスメートの風太の心の成長が感じられました。
この作品を読んでいて、人は変わっていくし、変わっていけるんだという当たり前のことを改めて感じさせてくれます。
高校進学で迷う、すず。
鎌倉を離れて寮生活をするのか、それとも鎌倉から通える高校を選ぶのか。
ゆっくりと自分なりの結論を出していきます。
その過程に人の成長を読み取りました。
実は成長していくのは、すずだけではなく、他の登場人物もそうなのでした。
8巻では特に他の三姉妹の成長が感じられます。
7、8巻ぐらいになると、第1巻の頃とは、4姉妹共にともに心の大きさが違っているとそれとなく感じるはずです。
適当に思った政治的な事項をツイートして喜んでいるような純文学の作家たちを見かけたりしますが、そんな作り手の作品よりもずっと人の心のひだを描いている作品だと思うことでした。
ヒューマンドラマの奥行きは今や、純文学ではなく、マンガにある。
「海街diary」はそんなことを思わせてくれましたよ。
第7巻より


